クンツァイトは淡いピンク色や紫色でスミレがかった美しく上品な色が特徴の宝石です。
ジュエリーとして利用される場合は、きれいな色味をより強調するためにファセットカットが施されリングやペンダントトップなどに用いられます。
ここからは、クンツァイトの基本情報や魅力、需要が高い理由などを解説します。クンツァイトの買取を考えている方はぜひご覧ください。
1.クンツァイトとは?
クンツァイトは、スポジュメン鉱物の中で最も認知されている変種の天然石です。スポジュメンとは、日本語で「リシア輝石」を指します。原産地はカリフォルニア州で、1902年に鉱物学者のクンツ博士によって発見されました。比較的新しい宝石であり、希少性が高いのが特徴です。繊細で優しいピンク色が印象的で、カラーバリエーションは薄ピンク色から赤紫色まであります。
クンツァイトの品質を判定するのは、色の鮮やかさ・透明度の高さ・カットの美しさ・カラットの重量の4つの項目です。カラットの重量は、10カラット以上で高品質とされています。ただし、光や熱に弱いため退色しやすい性質があります。保管する際は、直射日光を避けるとよいでしょう。衝撃にも敏感なため、強い力を加えないように注意が必要です。
石言葉には、清楚なイメージに相応しい「無償の愛」「無限の愛」「純粋さ」「可憐」があります。日本では、9月の誕生石に指定されています。希少性が高いブランド宝石ですが、お手頃な価格で入手できるのが魅力です。
2.クンツァイトの魅力
クンツァイトの魅力には「多色性」と「燐光性」の性質があります。多色性は、見る方位によって色が異なって見える性質です。そのため、カットの技術によって美しさに差が生まれます。燐光性は紫外線によって蛍光し、その後も発光する性質があります。光を当てた後に暗い室内に持ち込むと、キラキラと光るのが特徴です。夜に存在感を放つクンツァイトは、別名「夕べの宝石」とも言われています。
クンツァイトは、女性を中心に人気があります。男性から女性に贈るプレゼントとしても重宝される天然石です。淡く優しい色合いは、指輪やピアスなどのジュエリーとしての魅力もあります。濃く鮮やかな色は評価が高いため、濃い色の宝石は小さいサイズでも高く評価されています。
3.クンツァイトの需要が高い理由
クンツァイトはスポジュメンと呼ばれる鉱石の1つで、優美な気品に溢れています。色によって価値が異なり、特に淡いピンク色や希少価値が高い紫色がかったピンク色が人気です。美しいピンク色は癒しの効果もあるためパワーストーンとしても人気で、「愛の宝石」と言われるほど多くの方に愛されています。
ブランドジュエリーや美術品として需要のあるクンツァイトは、かつて精神的な治療にも用いられていました。クンツァイトに含まれる「リチウム」には、抑うつ状態を解消する効果があるとされています。まさに、クンツァイトは医学や心理学的にも注目されている宝石と言えるでしょう。
4.クンツァイト以外に押さえておくべき宝石
クンツァイトは、清楚で魅力的な宝石です。世界中には、他にもさまざまな魅力的な宝石が存在します。人気の宝石は人気ブランドにて数多く使用され、ジュエリーブランドとしても需要が高いです。続いては、クンツァイト以外にも押さえておくべき宝石を紹介します。
(1)サファイア |
青色の輝きが印象的なサファイアは、世界5大宝石の1つです。「神に最も近い宝石」と称されており、天地とのつながりを思わせる色彩が魅力です。青色のイメージが強いサファイアですが、ピンク色やオレンジ色などの豊富なカラーバリエーションもあります。イギリスの王室でも、長年愛されている宝石です。
サファイア 買取
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(2)トルマリン |
トルマリンは、10種類以上の色彩を放つ宝石です。さまざまな成分や元素が入り混じるため、多彩な色を持つと言われています。各色によって、名称や意味が異なるのが特徴的です。10月の誕生石としても有名で、宝石言葉には「寛大」「潔白」などがあります。また、パワーストーンとしても人気があります。
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(3)ガーネット |
ガーネットは多くの神話に登場するほど、長い歴史を持つ宝石です。深い赤色が魅力的な宝石ですが、オレンジ色やピンク色などの色彩もあります。実りの象徴とされるガーネットは、情熱的で愛情深い意味合いが込められています。大切な方への贈り物として重宝されている宝石です。
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5.【まとめ】クンツァイトの買取なら「買取本舗七福神」
クンツァイトは女性を中心に人気が高い宝石で、気品あふれる淡いピンク色・紫色が魅力の宝石です。一般的な買取相場は、約千~25万円となっています。
買取本舗七福神では、クンツァイトをはじめさまざまな宝石・ジュエリー製品の買取を強化しています。クンツァイトの売却をご検討中の方は、ぜひ無料の買取査定をご利用ください。