アメジストは紫色の石英で、色は微量の鉄イオンによるものです。硬度は7で、耐久性があります。アメジストは世界中で産出されますが、特にブラジルやウルグアイが有名です。
ここでは、アメジストの基本情報について詳しく紹介します。アメジストを使ったブランドをお持ちの方や買取・売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.アメジストとは?
アメジストとは、紫水晶や紫石英(しせきえい)とも呼ばれるように、水晶(石英)の紫色の変種です。透明度が高くガラスのような光沢を持ち、美しい紫色をしているのが特徴です。アメジストの色合いは微量の鉄イオンが含まれていることに由来し、色合いはライラック色から濃い紫色までさまざまです。
アメジストはかつて希少価値の大変高い宝石でしたが、現在では世界各地で産出されており、特にブラジルとウルグアイの2国で多く産出されています。また、ザンビア産のアメジストは透明度が高く濃い紫色をしていることから、高値で取引されています。
アメジストという名の由来は、ギリシャ語の「アメシスタス(酒に酔わない)」が語源になっています。古代ギリシャではお酒に酔わないためのお守りとして使われていました。2月の誕生石の1つで、現在では気軽に身に着けやすい宝石の1つとして人気があります。
2.アメジストの魅力
アメジストの最大の魅力は、高貴さや神秘性を感じさせる美しい紫の色合いと、ガラスのような卓越した光沢です。生産量が増えた現代ではカジュアルに身に着けやすい宝石の1つとなっていますが、かつては聖職者や王侯貴族など限られた者だけが身に着けられる高価な宝石でした。
アメジストは大きな結晶が採掘されやすい宝石で、10カラット以上のアメジストをリングやネックレスに加工したものは、存在感のあるジュエリーとして人気があります。
3.アメジストの需要が高い理由
高貴な紫の色合いと光沢が美しいアメジストは、他の宝石と比べると比較的お手頃な価格で購入できることから、需要の高い宝石です。5カラットや10カラットといった大きな石をあしらったジュエリーも多く、存在感のあるジュエリーを好む方から人気があります。
また、アメジストはパワーストーンとしての需要も高い宝石です。アメジストの石言葉には「真実の愛」「心の平和」「誠実」「高貴」「調和」などがあります。古来より「愛の守護石」とも呼ばれており、風水では邪気を払う効果や仕事運をあげる効果があると言われています。2月の誕生石なので2月生まれの人が身に着けるのはもちろん、パワーストーンとしてアメジストを身に着けたり家に飾ったりする人も少なくありません。
4.アメジスト以外に押さえておくべき宝石
アメジスト以外で人気の高い宝石についてご紹介します。
(1)エメラルド |
エメラルドは、鉱物種ベリルの緑色の変種で、世界四大宝石の1つに数えられる人気の宝石です。色味は濃い緑色から緑がかった青色まで幅広く、色が濃い程評価が高くなります。
「幸福」「幸運」「夫婦愛」「安定」「希望」などの石言葉を持ち、古来より「幸せを運ぶ宝石」「愛を運ぶ石」として知られています。
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(2)珊瑚 |
宝石の珊瑚とは、水深100メートル以上の深海に生息する八放サンゴと呼ばれるサンゴ虫が作るカルサイトで、真珠や琥珀と同じく有機質宝石です。海外では地中海やハワイ・ミッドウェーなどが産地として知られていますが、日本では沖縄や高知が主な産地です。
珊瑚は3月の誕生石の1つでもあり、「幸福」「長寿」「知恵」といった石言葉を持っています。仏教では「七宝」にも数えられる宝石で、古くから幸運や富をもたらす強いエネルギーを持つと言われてきました。
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(3)キャッツアイ |
キャッツアイとは、クリソベリルという鉱物の中で、光をあてると猫の目のような一直線の白いラインが現れる希少性の高い宝石です。黄色・緑色・茶色・褐色と色調はさまざまで、光のあたり具合や見る角度によって光のラインがゆらめく神秘的な輝きを放ちます。
キャッツアイはアメジストと同じ2月の誕生石で、「守護」「慈愛」「悪霊を遠ざける」といった石言葉を持っています。
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5.【まとめ】アメジストの買取なら「買取本舗七福神」
買取本舗七福神では、アメジストの買取に特化した専門知識を持つ鑑定士が在籍しています。石の質や歴史に精通しているため、市場価値に基づいた正確で高価な査定を提供します。また安心して利用できるようにサポート体制も充実しており、透明性の高い取引が可能です。