最終更新日:2023年01月30日
収納力とデザイン性を兼ね備えたバレンシアガの「シティ」は、エディターズバッグという定義を生み、現在でも高い人気を誇ります。クラシックシティ、メタリックシティなどのモデルがあり、3つのサイズ展開のほか、豊富なカラーバリエーションがあり、あらゆるシーンで活用できます。
この記事では、バレンシアガの歴史を交えながらシティの基本情報を紹介した上で、シティの種類について詳しく解説します。シティ以外のバレンシアガの人気バッグもいくつか挙げるので、ぜひご一読ください。
目次
バレンシアガのエディターズバッグである「シティ(The City)」は、2001年に発表されました。荷物の収納力とデザイン性を兼ね備えたシティは、ファッション編集者たちの間で大人気となります。多くのファッション編集者が愛用したことで「エディターズバッグ」という定義が誕生しました。
編集者たちは仕事で使用するバッグに、資料など多くの荷物を入れて移動します。シティは、A4サイズの資料がそのまま入り、仕事でも使いやすい点が魅力です。また、スタッズがポイントとなっているなどのデザイン性の高さが、編集者たちから支持された理由と言えるでしょう。
シティは、多くの人気シリーズが発表されており、現在も高い人気を誇っています。
バレンシアガとは、1918年にクリストバル・バレンシアガがスペインで創業したブランドです。クリストバル・バレンシアガは「クチュール界の建築家」と言われるほど才能に溢れたデザイナーで、ファッション業界にも大きな影響を与えました。
1918年にスペインでオートクチュールハウスをオープンするとその評判が広まり、マドリッド、バルセロナにも出店を果たします。その後、拠点をパリへ移したクリストバル・バレンシアガは、さまざまな洋服を発表し、1946年に発売した香水も高い評価を受けました。
クリストバル・バレンシアガが亡くなった後、1972年から1986年までは、香水ブランドとして活動していましたが、1987年に再びプレタポルテが復活します。その後は、アクセサリーやバッグなどさまざまな商品展開を行い、現在も世界中のファンから支持されるブランドに成長しました。
バレンシアガのシティは、仕事や日常使いなど、さまざまなシーンで活用できるラグジュアリーなバッグです。シティには、「クラシックシティ」「メタリックエッジシティ」「ジャイアント12シティ」などの種類があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、代表的なシティの種類と特徴について確認しましょう。
クラシックシティは、シティのシリーズの中でも定番として人気があるバッグです。素材にはラムスキンが使用されており、高級感があります。バッグの持ち手は太めで持ちやすく、使いやすい形状となっていることがポイントです。
前面部分の中央にある大きなジップポケットは、シンプルなデザインの中にも遊び心を感じさせます。取り外し可能なショルダーストラップも使用できる2WAY仕様です。使用するシーンに合わせて、ハンドバッグ・ショルダーバッグとして活用できます。
メタリックエッジシティは、ゴートスキンを使用しているバッグです。ゴートスキンは軽くて柔らかい革で、耐久性に優れており型崩れしにくい素材です。クラシックシティ等に使用されているラムスキンよりも目の荒さがありますが、その点がバッグの存在感を引き立てています。
光沢があるメタリックな素材は、コーディネートに華やかさを添え、カジュアルなコーディネートだけでなく、ドレスアップしたスタイルにもぴったりです。
ジャイアント12は、クラシックシティ、メタリックエッジシティよりも、大きめのサイズが特徴です。バッグの中央やサイドについた大きめのスタッズがマニッシュな印象を与え、男性からも人気が高いバッグです。
デザインはシティシリーズの中で最もシンプルで、長いレザー紐もついていません。丸みのあるレザーがジッパータブに使われており、バッグのワンポイントとなっています。シンプルでバッグの収納力も高く、幅広いシーンに向いています。
シティは、「ミニ」「スモール」「ミディアム」の3つのサイズ展開で販売されています。購入前にはどのサイズ感が自分に合うのか確認しておきましょう。
それぞれのサイズの詳細は以下の通りです。
ミニ | 縦約16cm×横約24cm×奥行約9cmのバッグです。コンパクトですが、中には収納のための仕切りが2つあり、スマートフォンなどがスムーズに収納できます。コンパクトなサイズのバッグに、レザー紐がアクセントになって、ミニの魅力がさらに引き立ちます。「荷物は最低限しか持ち運びたくない」という人におすすめです。 |
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スモール | 縦約19cm×横約29cm×奥行約10cmで、ミニよりもひと回り大きめサイズです。ミニでは容量が少ないという人におすすめです。スモールサイズのバッグの中には、長財布やコスメポーチが余裕で入ります。小柄な人には、スモールサイズが体のバランスにぴったり合うでしょう。 |
ミディアム | 縦約24cm×横約38cm×奥行約14cmで、A4サイズの本やノートパソコンなどがすっぽりと入るサイズです。奥行きもしっかりあるため、たくさんの荷物を入れて持ち運びができます。大きい分、荷物の出し入れもしやすい点もポイントです。バッグに収納力を求める場合は、ミディアムがおすすめです。 |
シティは、カラーバリエーションが豊富です。定番カラーから個性的なカラーまで、さまざまなカラーが楽しめます。TOPやコーディネートに合わせてバッグを楽しめる点も魅力です。
ここでは、シティのカラー展開について代表例を挙げて紹介します。
ノアール(ブラック) | シティと言えばノアールと言ってよいほど、定番カラーとして人気があります。落ち着いた深いブラックの色味は、上品さを感じさせます。どのようなコーディネートにも合わせやすいカラーです。 |
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レッド | レッドやイエローなどの派手なカラーは、コーディネートのアクセントとなります。存在感もあり、持つたびに気持ちが高まるカラーです。 |
ベージュ | 柔らかく深みのあるベージュは、女性に人気のカラーです。コーディネートによっては大人な印象を与える色味であり、あらゆるシーンに溶け込みます。 |
バレンシアガでは、シティ以外にも人気のバッグが多くあります。おしゃれなデザインは、著名人にもファンが多く、SNSでもさまざまな人に投稿されているなど注目の的です。
ここでは、シティ以外のバレンシアガの人気バッグを紹介します。
ヴィル | 丸みのあるフォルムが特徴のヴィルは、上品さとかわいさを併せ持つバッグです。ショルダーバッグ・ハンドバッグとしても活用できるため、シーンに合わせて使い分けができます。「BALENCIAGA」のロゴが前面にありワンポイントとなっています。 |
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エブリデイ トート | 日常使いにぴったりのシンプルなデザインのエブリデイ トートは、モデルなどの著名人の愛用者も多く、注目度の高いアイテムです。持ち手は、肩から掛けられる長さなので、持ち運びも楽です。 |
エクスプローラー | アウトドアテイストが特徴のエクスプローラーは、カジュアルな服装にぴったりのバッグです。ウエストバッグ・バックパックタイプがあり、女性だけでなく男性からの人気も高い商品です。 |
BB ラウンド | BB ラウンドは、バッグ中央の「BB」のロゴがポイントのバッグです。バッグ全体にも「BALENCIAGA」の文字が入っており、存在感があります。コンパクトなサイズ感で、ちょっとしたお出掛けにも向いています。 |
バレンシアガのエディターズバッグ「シティ」はミニ・スモール・ミディアムの3種類があり、それぞれ収納力が異なります。中でも、A4サイズに対応しているミディアムは、幅広いシーンで活用できるため人気があります。カラーに関しては、定番のブラックのほか、レッドなどの鮮やかなカラーや、ベージュなどの落ち着きのあるカラーを選ぶ方が多い傾向です。
シティをはじめとするバレンシアガのバッグは、中古市場でも高い需要があります。自宅に眠っているアイテムがある場合は、売却を検討してみてはいかがでしょうか。買取本舗七福神では、使い込んだ商品や、古いモデルであっても査定を実施しておりますので、ぜひお気軽にお持ち込みください。