買取本舗七福神

金とメッキの見分け方4選!

お電話からでも気軽にお問い合わせ下さい
金・貴金属買取のお役立ちコラム買取本舗七福神

金とメッキの見分け方4選!自分で本物と
偽物を調べる方法

最終更新日:2021年06月01日

手元に金色のジュエリーやアクセサリーがあるものの、金でできた製品か、金メッキであるかがわからない方は多いのではないでしょうか。製品の内部まで金でできている場合と、金メッキが施されている場合では売却時の価値評価が大きく異なるため、区別することが大切です。

この記事では、金と金メッキを自分で判別する4つの方法や、貴金属で偽物の可能性がある3つのケースについて解説します。金製品かどうかを確認した上で買い取りの査定に出したい方はぜひ参考にしてください。

 

1.自宅でできる!金とメッキの見分け方4選

内部まですべて金で作られた製品と、メッキ加工が施された製品では、物質としての性質が異なります。メッキ加工が施された製品は、内側が金以外の金属で作られているため、金と区別することが可能です。

ここでは、自宅でできる金製品とメッキの見分け方を4種類紹介します。

 

1-1.金製品の「刻印」を見る

本物の金製品と、表面だけが金色の製品は見分けが難しいことから、メーカーは製品に刻印を入れていることが一般的です。製品に刻まれた刻印を確認することで、内部まで金でできた製品とメッキ製品を見分けられます。たとえば、「K18」は18カラットの金を表す刻印です。カラットは24分率で金の純度を表す単位で、18カラットの金製品には百分率で75%の純金が含まれます。

ただし、「18K」とKが数字のあとに位置する刻印は、偽物であるリスクが高いため注意が必要です。18Kは「あとK」と呼ばれ、国内で古い時代に作られた金製品や、東南アジアなどの海外で作られた金製品に多く見られます。「あとK」の中には、まれに金の含有比率が実際と異なる偽物が紛れている傾向です。そのため、刻印が「あとK」の場合は別の方法で金とメッキを見分ける必要があります。

 

1-2.金製品の「色味」を確認する

金製品は、純度が高いほど金特有の色味を持つことが特徴です。インゴッドなどの純金は、オレンジに近い深みのあるイエローとなります。金の純度が下がるほどオレンジの色味が減り、明るいイエローになる傾向です。全体の半分以上が銅などの金以外の物質で構成される場合、金特有の輝きを失い、色味が暗くなります。

一方、メッキの製品は色味が薄く、表面にてかりが見られることが特徴です。また、経年劣化したメッキは表面に傷がつき、内側にあるベースの材料が露出しているケースもあります。確実に金だとわかっている製品が手元にある場合、本物の色味と比較することによって、金とメッキを見分けることが可能です。

 

1-3.金製品の「重さ」を調べる

金属は、種類によって重さが異なります。同じ体積で比較した場合、金はほかの金属と比べて質量が大きい物質です。手に持った感触として、小さな体積であっても重みを感じる場合は、金である可能性があります。

ただし、リングなど小さなアクセサリーでは、重さの感覚で金とメッキを見分けることは困難です。物質1立方センチメートルあたりの質量は「比重」と呼ばれ、純金の比重は19.32となっています。そのため、製品の体積が確認できる場合は、比重を調べることで金とメッキを判別することが可能です。製品に金以外のパーツが含まれているケースでは、全体としての比重が変わってしまうため、ほかの方法と組み合わせて判別しましょう。

 

1-4.金製品に「磁石」を使う

純金や、金製品と混合して使用される銀、銅などの金属は磁石に反応しません。一方、金メッキ製品のベースとして使われている金属は、磁石に反応する可能性があります。磁石を近づけた際に引き寄せられた製品は、メッキである可能性が高くなります。

ただし、金メッキ製品のベース部分に銀や錫などが使用されている場合、メッキであっても磁石に反応しません。また、作られた年代が古い金の中には、磁石に反応する金属と混合して作られた製品もあります。そのため、磁石による判別はほかの方法と組み合わせることが無難です。

 

2.貴金属で偽物と言われる3つのケース

金製品の中には、金とメッキの見分け方を実践しても見抜けない偽物が含まれる場合があります。偽物の貴金属は価値が低く、本来の貴金属と異なり査定額が下がるか、値段がつかないこともめずらしくありません。

ここでは、偽物とされる金製品によく見られる3つのパターンについて解説します。

 

2-1.金の刻印があるがメッキ加工を施している

製品の表面に「K18」など金を表す刻印があるものの、実際の中身が金以外の場合は偽物です。金以外の金属表面にメッキ加工を施したうえで、金と偽った刻印が表示されている貴金属は、偽物と言えます。

メッキ加工が施された製品には、金メッキを表すGPをつけた「K18GP」などの刻印を表示することが正式な規則です。しかし、偽物の貴金属ではGPを除いた刻印が表示されている場合があります。メッキであることを隠すため、金と同じく比重の大きいタングステンなどの金属がベースに使われることも特徴です。

 

2-2.実際の純度と刻印の純度を偽っている

貴金属の偽物の中には、実際の含有量よりも多くの金が含まれているかのような刻印が表示される場合もあります。「K18」と表記されているにもかかわらず、実際は12カラットの金である場合などは品質を偽っているため、偽物です。

日本国内では金の刻印に関する厳しい基準が設けられているため、市場に出回る金製品が偽物である可能性は低くなっています。新品の貴金属を購入した場合、それが偽物であるリスクはほぼありません。金製品の刻印を偽る方法は、中古業者を騙すために用いられる手口の1つです。

 

2-3.留め具など部分的に金を使用している

複数のパーツで構成されるゴールドアクセサリーでは、製品の一部に偽物の金が使用されているケースがあります。留め具やチェーンの接続部分など、見た目が金色であっても実際はメッキの場合、純粋な金製品としては扱われません。

本体部分に金製品の刻印がある場合、金以外の素材で作られたパーツは見落とされやすい傾向です。そのため、アクセサリーを鑑定する際はパーツまで含めたチェックが重要となります。

 

3.金とメッキの見分け方がわからないときは?

手元にある金色の製品が本物の金かわからない場合は、貴金属の鑑定技術を持つ買取専門店への査定依頼がおすすめです。「買取本舗七福神」では、金や金を使用した宝飾品などの査定・買取を行っています。

<買取本舗七福神がおすすめの理由>

・業界最高水準での買取を実施

買取本舗七福神では、業界内での買取相場を常にリサーチし、業界最高水準の買取価格を目指しています。できるだけ高値で金製品を売却したい方は、お気軽にご相談ください。

・経験豊富な鑑定スタッフが査定

一見して金かメッキかわからない製品も、プロの鑑定スタッフなら判別できます。金メッキ製品は基本的に買取不可となるものの、シャネルなどハイブランドのアクセサリーの場合はブランドとしての買取が可能です。

・最大限の買取価格を提示

買取本舗七福神では、最初から最大限の買取価格を提示しています。交渉によって価格が変動するなどのわかりにくい仕組みはなく、常に明朗な査定を行っていることが特徴です。

・豊富な買取実績

買取本舗七福神は、貴金属や宝飾品、ブランド品の豊富な買取実績があるため、安心して査定をご依頼いただけます。

・手数料や査定料は無料

貴金属を査定する際、手数料や査定料は一切無料です。

査定だけの依頼も受け付けているため、貴金属の売却を検討中の方はぜひ買取本舗七福神をご利用ください。

 

まとめ

内部まで金で作られた製品と、表面だけが金で作られたメッキ製品は、性質の違いを利用して見分けることができます。金製品に表示された刻印や色味、重さなどのほか、磁石を使って、金とメッキを見分けてみましょう。
ただし、金の刻印があっても実際は金メッキであるなど、偽物の貴金属も存在します。そのため、金を売却する際は貴金属が本物であるか確認することが大切です。

買取本舗七福神では、貴金属の鑑定と高価買取を行っています。手元の金製品を高く売りたい方は、買取本舗七福神に査定をお申し込みください。

人気記事ランキング

【2023年】金価格は今後どうなる?相場推移と下落の要素も解説

更新日:2022年05月23日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や...詳しくはこちら


サビの取り方

【簡単】ネックレスのサビを取る方法6選!錆びる原因と予防法

更新日:2021年04月06日

ネックレスは金属製であるため、長く使用するとサビや変色が...詳しくはこちら


黒い色の石

黒い宝石の主な9種類・石言葉|ブラックダイヤモンドから黒翡翠まで

更新日:2021年05月14日

黒い宝石は、神秘的で吸い込まれるような輝きを持つことで...詳しくはこちら


金の延べ棒

金とメッキの見分け方4選!自分で本物と偽物を調べる方法

更新日:2021年06月01日

手元に金色のジュエリーやアクセサリーがあるものの、金でできた製品か...詳しくはこちら


アクセサリー

K18GF・K18GPに価値はある?刻印の意味と高価買取のコツ

更新日:2021年06月10日

金色のアクセサリーやジュエリーの中には、「K18GF」や「K18GP」...詳しくはこちら


新着記事

グッチの財布はボロボロでも買取可能?寿命や高く売るコツも

更新日:2022年05月23日

ブランド物であっても長年使いこみ、ボロボロになった財布...詳しくはこちら


買取率とは?買取率が変動する要因から買取率アップのポイントまで

更新日:2022年04月20日

ブランド品や貴金属を売却する際は、査定額だけでなく「買...詳しくはこちら


偽物のブランド品の見分け方は?アイテム別のポイントと購入のリスク

更新日:2022年04月20日日

近年はネットオークションやフリマアプリなどで、気軽にブ...詳しくはこちら


リセールバリューが高いものの特徴は?注目のブランド6選も

更新日:2022年04月04日

ブランド品を購入する際に、デザインや使い勝手のよさを基....詳しくはこちら


関連記事

地金とは?金の資産価値・貴金属の種類・売却時のポイントも

更新日:2021年03月08日

古くから人々を魅了してきた地金は、現物自体に安定した高い...詳しくはこちら


金のインゴットとは?金塊の種類やブランドを徹底解説!

更新日:2021年03月08日

ネックレスは金属製であるため、長く使用するとサビや変色が...詳しくはこちら


ピンクゴールドとは?3つの特徴と変色を防ぐお手入れ方法

更新日:2021年03月08日

ピンクゴールドは、純金に銅などを混ぜた合金の一種です。ピンク...詳しくはこちら


18金とは

更新日:2021年03月08日

18金は、銀・銅などの配合によって色や雰囲気が大きく変わ...詳しくはこちら


カラーゴールドとは?7種類の特徴・含まれる金属・価値を解説

更新日:2021年09月30日

ゴールドジュエリーは純度の他に、地金の色で選ぶ楽しみ方も人気です...詳しくはこちら