シャネルのトラベルラインとは？
新旧モデルの違いや買取相場も

最終更新日：2023年05月31日

トラベルラインはシャネルの定番ラインとして知られているバッグです。旅行用に作られているため軽量で、カジュアルなデザインであることが特徴として挙げられます。

この記事では、トラベルラインの概要に加え、鍼灸モデルの違いやラインナップや使われている素材について詳しく解説します。トラベルラインの中古市場における需要や買取相場にも触れるため、購入を検討している方だけでなく、手放そうか悩んでいる方も、ぜひお役立てください。

シャネルのトラベルラインとは
1. 新旧モデルの違い
2. 新旧モデルに共通する特徴
トラベルラインのラインナップ
1. 使われている素材の種類
シャネルのトラベルラインは中古市場で需要がある？
1. トラベルラインの買取相場
シャネルのトラベルラインを高く売るには？

まとめ

1.シャネルのトラベルラインとは

トラベルラインはシャネルの定番ラインの1つで、旅行を前提とした軽量でカジュアルなデザインが魅力です。バッグのラインナップは、ボストンバッグやトートバッグ、ショルダーバッグ、バニティバッグなどがあり、収納力と耐久性に優れています。色味はシャネル定番のブラックだけでなく、ベージュ・ピンク・イエローなど、バリエーションに富んでいます。

なお、トラベルラインには旧モデルと新モデルがあり、旧モデルが発表されたのは1999年です。新モデルであるニュートラベルラインは2001年に発表され、2010年までにたくさんのエレガントで華やかなバッグが発売されました。

1-1.新旧モデルの違い

新旧モデルは、素材・持ち手・角の形状・バッグ内側の仕様などが異なります。

・素材

旧モデルは、ひし形の斜め格子デザインで、軽量なナイロン素材が多く使用されています。新モデルの生地にはナイロンジャガードが頻繁に用いられ、格子模様とブランドロゴであるCCマークが織り込まれた高級感のあるデザインです。

・持ち手

旧モデルは、外側に持ち手が縫われているものが多く、太めの持ち手がカジュアルな印象です。新モデルは、やや細めの持ち手が内側に縫われており、すっきりとしたデザインに変更されています。持ち手の長さは、新モデルのほうがやや長く、肩に掛けても運びやすくなりました。

・角の形状

旧モデルの角はレザーのパイピングで覆われ、中に物が入っていなくても自立します。新モデルではパイピングがなくなり、よりたくさんの荷物が入る仕様です。

・バッグ内側

旧モデルの内側は、ポケットが2つ付いた薄い布が張られています。新モデルの内側は厚手の布で作られており、ポケットは丈夫な素材のものが1つです。

1-2.新旧モデルに共通する特徴

新旧モデルはともに旅行を前提に作られており、容量が大きく軽量です。トラベルラインの素材には、ナイロンやナイロンジャガードを用いるため、シャネルにおける他のラインよりも手に入りやすい価格帯という特徴があります。

2.トラベルラインのラインナップ

ここから紹介するのは、トラベルライン・ニュートラベルラインで人気のラインナップです。

・トートバッグ

トートバッグは、トラベルライン・ニュートラベルラインの定番商品で、サイズも豊富に揃っています。通勤通学はもちろん、軽くて容量が大きいため、マザーズバッグやレッスンバッグとしても人気です。カラーはシックなブラックからポップなライトブルーやピンクなど、用途や好みで選べます。

・ボストンバッグ

ボストンバッグはトラベルラインの人気アイテムで、ミニボストンバッグからM～LLまで4サイズの展開です。丈夫で軽い素材で作られているため、旅行はもちろん、ミニサイズなら普段使いにもぴったりです。

・チェーンショルダーバッグ

ニュートラベルラインには、ダブルチェーンショルダーバッグやチョコバーモデルのチェーンショルダーバッグがあります。シャネル定番のハンドバッグなら、カジュアルな印象のトラベルラインも高級感が出ます。

・バニティバッグ

バニティバッグは本来ならば化粧品を持ち運ぶための化粧ポーチです。ニュートラベルラインのバニティバッグは収納力に優れ、普段使いのミニバッグとしても使用できます。上部に付いた半円形のファスナーで開閉するので、中身が見えやすい形状が人気です。

豊富なサイズ展開と遊び心のあるトラベルライン・ニュートラベルラインのバッグは、扱いやすく、さまざまな用途で利用できます。

2-1.使われている素材の種類

ニュートラベルラインから使用されているナイロンジャガードは、模様に立体感があるラグジュアリーな印象の生地です。ジャガード織りは色落ちや剥がれの心配が少なく、長持ちするのが特徴です。ニュートラベルラインに用いられるナイロンジャガード地には、格子柄とシャネル特有のCCマークが織り込まれ、高級感を醸し出しています。

3.シャネルのトラベルラインは中古市場で需要がある？

シャネルのトラベルラインは、中古市場で人気があります。トラベルライン・ニュートラベルラインは2010年に生産が終了しており、新品では手に入りにくいため、状態によっては高価買取が狙えるラインです。人気ブランドであるシャネルのアイテムは世代を問わず人気で、今後も引き続き、需要が見込まれます。

中古市場では、定番商品のトートバッグやボストンバッグ、チェーンショルダーバッグはもちろん、バニティバッグやポーチなども扱っています。さまざまな形状やカラーバリエーションのあるシャネルのトラベルラインはファッションに合わせやすく、シャネルの中ではリーズナブルなため、需要が高い傾向です。

3-1.トラベルラインの買取相場

トラベルライン・ニュートラベルラインの買取相場は、アイテムによりますが、美品の状態なら約25,000～55,000円です。

トラベルラインの中でも特に市場人気の高いトートバッグは、買取市場でも需要があります。例えば旧モデルのトートバッグの平均買取相場は、約55,000円です。ニュートラベルラインのトートバッグも人気が高く、約30,000～38,000円の平均買取相場が付いてます。また、ニュートラベルラインのチェーンバッグは、普段使いにもパーティーシーンにも利用できる使い勝手の良さが人気で、平均買取相場も約40,000～45,000円と高値です。

買取相場は多くの場合、商品価格が基準のため、元値が高額なアイテムのほうが買取金額も高い傾向です。人気が高いのは、シャネルのブランドカラーであるブラック系ですが、ニュートラベルラインは色味が豊富なため、ポップな色合いも高額買取につながる場合があります。

4.シャネルのトラベルラインを高く売るには？

トラベルライン・ニュートラベルラインはサイズやカラーバリエーションの豊富さから人気が高く、買取市場でも需要が見込まれる商品です。中古品の高価買取を狙う場合は、付属品の有無や保管状態がポイントになります。

例えば、商品に付属しているギャランティカード（保証書）は必ず保管しておきましょう。ギャランティカードに記載されている番号は、商品の内側に貼られたシールと同じ番号です。ギャランティカードとアイテムの番号を照合することで、本物と偽物を見分けられます。また、購入時の箱や保存袋、ネームタグなども査定額に関わることがあります。

高額買取を目指すなら、業者の選び方も重要です。買取業者の公式サイトに買取実績を掲載している場合、シャネルのバッグを扱っているか確認しましょう。実績がある業者なら、適正価格での査定が期待できます。また、査定や相談を無料で受け付けている買取店なら、アイテムの状態や価格について気軽に相談でき、高額買取につながります。