最終更新日:2023年06月28日
フランス・パリに本社があるファッションブランド「エルメス」は、バーキンやケリー、ボリードといったバッグだけでなく、鮮やかな色合いのスカーフも有名です。特に、名作と称されるスカーフの「カレ」は、1937年に誕生して以降1500種類以上ものデザインが考案されてきました。
当記事では、エルメスのスカーフの魅力について徹底解説します。エルメスのアイテムに関心がある方や、名作カレの歴史やスカーフの種類を知りたい方は、ぜひご一読ください。
エルメスは、誰もが知っている知名度のある人気ブランドです。ケリーやバーキンなどのバッグだけではなく、スカーフもエルメスを代表する人気度の高いアイテムの1つとして知られています。
特に、名作であるカレは誕生してから数多くのデザインが生まれ、年に2回開催される新作コレクションでは新たなデザインが発表され続けています。
カレは、芸術性の高いデザインと高級シルクを使用した肌ざわりが特徴です。首に巻いて使用するのはもちろん、バッグに巻きつけたりヘアアレンジのアイテムとして活用したりするなど、さまざまなスカーフアレンジができます。
エルメスのカレは、エルメスが開業した100年後の1937年に誕生します。カレの1枚目のデザインは、「オムニバスと白い貴婦人のゲーム」というタイトルが付けられました。1枚目のカレが発表されて以降、カレのデザインにタイトルが付けられるのが伝統となっています。
カレの名称はフランス語の「正方形」が由来であり、その名称の通りカレの多くが90cm四方の正方形で制作されているのが特徴です。これまでに、1500種類以上のデザインが発表され、特に人気のデザインは配色を変更して何度も登場するなど、長年愛されています。
エルメスのスカーフの魅力の1つは、芸術品を思わせるようなデザインです。1年に2回新作が発表されるカレは、デザインから販売まで約2年間の時間を費やし製造されています。どのデザインにもタイトルとストーリーがあり、繊細で個性的な柄と完成度の高さはエルメスならではと言えるでしょう。
スカーフの素材には高級素材である厳選されたシルクが使用され、心地よく滑らかな肌ざわりが特徴です。デザインがプリントされる際は、職人が技術を駆使して染料を調合し、それぞれの色の染まり具合を確認しながら作業を進めていきます。さらに、スカーフの縁を縫う工程も手作業で行われており、1つのスカーフに多くの時間と手間をかけています。
エルメスのスカーフにはさまざまな種類があり、種類によって色や柄、サイズなどが異なります。エルメスのスカーフを購入する際は、それぞれの特徴を知っておくことでより自分に合ったスカーフ選びができるでしょう。
ここでは、サイズ別にエルメスのスカーフを紹介します。
エルメスのスカーフの中でも最小サイズであるカレ45は、縦横45cmの小ぶりなスカーフです。価格も他のサイズのカレに比べるとリーズナブルなため贈り物としても需要があり、スカーフ初心者にも購入しやすい価格となっています。
小さめサイズのカレ45は、コーディネートのアクセントとして使用するのがおすすめです。ポケットチーフとして使用したり、首や手首などに巻いたりするとお洒落を演出できます。洋服の雰囲気に合わせたデザインを選ぶことで、カジュアルな服装とエレガントな服装のどちらにもスカーフが映えます。
また、黒のバッグなどシンプルなデザインのアイテムにさりげなくカレ45を巻くと、一気に華やかさが増すでしょう。
カレ70は縦横70cmの大きさで、大きすぎず小さすぎないサイズ感が魅力のアイテムです。カレ70は、程よいサイズ感を生かしてさまざまな巻き方が楽しめます。
カレ70の代表的な活用方法として、ヘアスタイルのアクセントとしてヘアアレンジを楽しむ方法があります。リボンとして髪に巻いたりヘアバンド代わりに使用したりして、コーディネートやその日の気分によってさまざまな楽しみ方が可能です。
また、夏のシンプルなトップスにアクセントとしてカレ70を襟回りにゆるく巻くことで、エレガントな雰囲気が演出できるでしょう。
エルメスのスカーフの定番であるカレ90は、縦横90cmの正方形のサイズです。サイズも大きめのため、よりアレンジの幅が広がります。
例えば、シンプルな白のパンツのベルトを通す場所にカレ90を通すコーディネートは、上品なカレが引き立つことで、全身がエレガントな雰囲気になるでしょう。秋・冬の寒い季節には、コートなどアウターのベルト代わりとして活用も可能です。
バッグに巻きつける場合には、長さを生かしてハンドル部分を覆うように巻きつけてみましょう。バッグのイメージが変わりオリジナル感が出るだけでなく、ハンドルの劣化を防ぐ効果が期待できます。
カレ140は、エルメスのスカーフの中でも1番大きいサイズのスカーフです。縦横140cmの大判スカーフは上半身を包めるほどの大きさで、存在感もあります。
カレ140は、縦横140cmの大きさを生かしてショール風に肩全体に掛けるコーディネートがおすすめです。上品で芸術的な柄は派手すぎず、高級感のある上品な装いになるでしょう。
また、カレは1枚1枚がアートのような仕上がりのため、ファッションとして活用するだけでなく、額に入れてインテリアとして活用している人も多くいます。コレクションとして何枚か飾ると、部屋がおしゃれな雰囲気になります。
ツイリーは正方形のスカーフと異なり、細長いネクタイのような形が特徴です。2003年に発売された新しいスカーフで、これまでのカレと違った活用ができる点が人気を集めています。サイズ展開も豊富で、それぞれの用途に合わせて選択可能です。
ツイリーは細長い形状をしているため、巻きつけるアレンジ方法が向いています。首に巻きつける場合は、その他のカレと同じように巻くと、さりげないワンポイントになりおしゃれ感がアップします。
バッグに巻く場合は、リボン結びのようにするとオリジナリティのある自分だけのバッグに仕上がるでしょう。
プリーツスカーフは、スカーフにプリーツ加工がされておりエレガントな雰囲気が増すアイテムです。プリーツ加工によってデザインが浮き出るように見え、プリーツ加工なしのスカーフとは異なる印象を与えます。
プリーツスカーフは、そのまま肩から掛けるだけでもプリーツ加工の良さが引き出されます。シンプルな巻き方でプリーツスカーフの持ち味を生かしましょう。
スカーフの前で1つ結びし、さらに両端の真ん中の縁をつまんで結びながら引っ張る「コルレット」という巻き方もおすすめです。プリーツ加工が首元でしっかりと出るため、コーディネートに映えます。
エルメスのスカーフは、品質とデザイン性の高さから、買取市場でも人気のあるアイテムです。保存状態やサイズによって買取価格は異なりますが、比較的高い値段で買取してくれるでしょう。
特に、エルメスのスカーフの中でも人気の高いカレは、ほつれやシミ、汚れなどがあっても買取可能であることが多いです。また、未使用や状態がよければさらに高価買取が期待できるでしょう。特に、定番サイズのカレ90やリーズナブルでコンパクトなカレ45は、人気の高い商品です。
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エルメスは、ケリーやバーキンなどのバッグだけでなくスカーフも数多く展開しています。中でも、名作と呼ばれるカレはこれまでに1500種類以上のデザインが考案されてきました。カレにはカレ45・カレ70・カレ90などのサイズがあり、形状に合ったアレンジを楽しめます。
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