最終更新日:2023年05月31日
ヴィクトリアとは、フランスの高級品メーカー「エルメス」が展開しているボストンバッグのシリーズです。上品で可愛らしいデザインだけでなく、容量・サイズ感も豊富であることから世代を問わず人気のアイテムです。ヴィクトリアには「エラン」「カバス」という2つの型もあるので、購入を考えている方は好きな形状・デザイン・サイズ感などを見て決めましょう。
当記事では、エルメスのヴィクトリアについて基本的な特徴3つとサイズの種類、2つの型について紹介します。ヴィクトリアに関心がある人は、ぜひ参考にしてください。
ヴィクトリアとは、フランスの高級品メーカーのエルメスが提供している、ボストンバッグシリーズです。エルメスのヴィクトリアは2007年に登場し、エレガントな見た目と実用性の高さから、世界中で愛されるバッグの1つになりました。
最高峰の職人により丁寧に仕上げられたヴィクトリアは、ビジネスシーンからプライベートシーンまで、さまざまな場面で活躍します。用途に合わせた複数のサイズ展開と豊富なカラーバリエーションで、多くの人々を虜にしてきた名品です。
レザー素材を使用したバッグは、他の素材と比較すると重くなりやすい傾向にあります。手に馴染みやすく、高級感のある見た目が魅力のレザーバッグですが、持ち上げたときにずっしりとした重みを感じてしまうというデメリットがあります。
ヴィクトリアの場合は、上質なレザー素材を使用しながらも、軽量化に成功しているのが特徴です。バッグの裏生地をキャンバス素材にすることで、「高級感を保ちながらも軽くて使いやすい」という理想的なバッグが実現しました。女性が気軽に扱えるほどの軽さで、長時間持ち歩いても腕が疲れにくいというのは大きな魅力でしょう。
収納力に優れているのもヴィクトリアの特徴です。一般的に、物をたくさん収納できるバッグを作ろうとすると、サイズが大きくなりがちです。たとえ収納力に優れていても、サイズが大きすぎると持ち運びが不便になる上に、ファッションと合わせるのが難しくなります。
エルメスのヴィクトリアは、バッグのサイズを抑えながら収納力を高めることに成功しました。マチが広く、バッグの内側には複数のポケットがついているため、収納力と機能性に優れています。何かと荷物が多くなりやすい女性にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
ヴィクトリアには、高級感のあるパドロック(南京錠)がついているのも特徴の1つです。バッグの開閉部分は、ファスナーかボタンが採用されている場合が多く、パドロックを使用しているものはほとんど見かけません。金具のデザインはエルメスブランド独自のものとなっており、見た目もおしゃれです。希少性が感じられるため、持ち歩いているだけで特別感を味わえるでしょう。
バッグ両側にはファスナーもついており、パドロックと合わせると、バッグの開口部を二重で守ることができます。大切な荷物を厳重に管理できる安全性も、ヴィクトリアの特徴と言えるでしょう。
エルメスのヴィクトリアは、サイズ・カラーのバリエーションが豊富です。利便性の高さにもこだわって作られているため、どのサイズも優れた収納力があります。自分の好みや利用シーンに合わせて、柔軟に選べるというのもヴィクトリアの魅力です。
ここでは、エルメスのヴィクトリアの中でも、代表的なサイズについて紹介します。
ヴィクトリアとヴィクトリアIIの違いは、公式には言及されていないものの、付属品や内側の設計が異なっています。ヴィクトリアには付属品としてカデナとネームタグがありますが、ヴィクトリアIIの付属品はカデナのみです。内側のポケットは、ヴィクトリアはファスナーがついていないものの、ヴィクトリアIIではファスナーが取り付けられています。
ヴィクトリアII 35のサイズは、約H23×W35×D15cmです。ハンドバッグとして使えるのはもちろん、持ち手が長く作られているためショルダーバッグのように持ち歩くこともできます。横幅が35cmとコンパクトで、普段使いに適したサイズ感と言えるでしょう。
ヴィクトリア エラン 38のサイズは、約H20×W38×D9cmです。ヴィクトリアII 35のサイズと比較すると奥行きが約6cm短くなり、スリムな見た目となっています。内側のポケットは、ファスナーがついたタイプとついていないタイプの2種類があるため、使用目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
ヴィクトリアシリーズの中ではスリムな部類に入るバッグですが、内容量は申し分ありません。13インチのノートパソコン・B5サイズの手帳・長財布・ポーチなど、日常的に使うアイテムは一通り収納できます。スタイリッシュな見た目をしているため、プライベート用のバッグとしてもおすすめです。
ヴィクトリア 43は、ヴィクトリアシリーズの中ではやや大きめのボストンバッグになります。バッグのサイズは、約H25×W43×D20cmとなっており、横幅と奥行きが長めに設計されているのが特徴です。A4サイズの書類でもすっぽりと入る上に奥行きもあるため、ビジネスシーンからプライベートシーンまで幅広い場面で活躍してくれるでしょう。
普段から持ち物が少ない人であれば、1泊2日程度の小旅行はヴィクトリア 43を1つ持っていくだけで十分です。大きすぎず、スタイリッシュな見た目をしているため、さまざまな用途に対応できる人気バッグと言えるでしょう。
ヴィクトリア 45のサイズは、約H33×W45×D13cmです。ヴィクトリアシリーズの中でも、おしゃれなビジネスバッグとして多くの人々から支持されています。大容量でありながらスタイリッシュな見た目をしているため、世代を問わず人気が高い商品です。
ヴィクトリア 45は、他のヴィクトリアとは異なり、底面までファスナーがついているのが特徴です。バッグ全体を大きく広げることができるため、仕事用の書類ファイルやノートパソコンなどを収納しやすい構造になっています。取引先との商談や会議の場でも活躍してくれるでしょう。
ヴィクトリア 50は、ヴィクトリアシリーズの中で最も大きなボストンバッグです。バッグのサイズは、約H29×W50×D23cmで、収納力は抜群です。仕事の都合で出張したり遠方に長期滞在したりするときにも安心して使えるサイズ感と言えるでしょう。ただし、中身の荷物が少なすぎるとくたびれた印象となり、品質が損なわれて見えるため取り扱いには注意が必要です。
大容量であるがゆえに、ヴィクトリア 50はキャリーバッグのような感覚で使うことができます。旅行用バッグやゴルフ用バッグとしても使える大きさです。アウトドアアクティビティが好きな人や、出張・旅行が多い人にとっては使い勝手のよいバッグと言えます。
エルメスのヴィクトリアには、エランとカバスという2つの型が存在します。エランとは、横長の長方形でボストンバッグのような形が主体のバッグです。ヴィクトリアならではの優雅な見た目と、実用性を追求した機能性の高さが特徴です。サイズやカラーが豊富に展開されているため、ビジネスシーンからプライベートシーンまで、さまざまな用途に合わせて選ぶことができるでしょう。
一方で、カバスは縦長の長方形でトートバッグのような見た目をしています。上品で美しいスタイルのバッグで、見た人に洗練された印象を与えます。エルメスと聞くとボストン型のバッグを思い浮かべる人が多いため、「他の人とは違うものを身につけたい」という人におすすめの型です。セカンドバッグとしてもちょうどよい大きさで、ダークブラウンやベージュなどの落ち着いた色味が注目されています。
エルメスのヴィクトリアは、裏生地にキャンバス素材を使用しているため他のレザー製バッグよりも比較的軽量なのが特徴です。収納力にも優れており、高級感のあるパドロック(南京錠)がついているため見た目がおしゃれです。ヴィクトリアはサイズ展開も豊富で、ヴィクトリアII 35・ヴィクトリア 50といったサイズの異なるバッグが展開されています。
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