最終更新日:2023年07月27日
1998年頃に発表されたエルメスの人気トートバッグ「エールライン」は、2006年に生産終了しました。しかし、手に入れやすい価格帯であるほか、デザイン性の高さなどから復活を希望する声が多かったため、2009年には「エールバッグジップ」として復活しました。エールラインは、硬めのナイロン生地が使用されているので、耐久性があり日常使いしやすい点が魅力の1つです。
当記事では、エールバッグジップとして復活を遂げたエールラインの魅力を紹介します。エールラインが今もなお人気の理由や、エールラインの特徴を知りたい場合は、ぜひご一読ください。
エルメスエールラインは、1998年頃に発表され、2006年に生産終了しています。しかし、エールラインは2009年には「エールバッグジップ」として復活しました。エルメスバッグはケリー・バーキンが有名ではあるものの、当時はエールラインが高い人気を誇り、現在も中古品の購入を望む人が多い商品です。
エールバッグジップとエールラインの大きな違いは、エールラインにあった替えバッグがなくなり、バッグの背面にジップポケットが付いたことです。また、ストラップが付いたポーチバッグと、ショルダーストラップが付属されています。エールバッグジップはストラップを付けてショルダーバッグにして活用できるため、利便性にも優れています。
また、エールバッグジップのサイズ展開は、PM、MM、GMなどで、カラー展開はエールラインと比べて豊富です。
エルメスのトートバッグには、エールラインの他にもフールトゥと呼ばれる人気のトートバッグがあります。フールトゥはエールラインと同じように2006年には廃盤となったものの、現在でも復活を希望されるほど人気のあるアイテムです。
フールトゥは、ナイロン製のエールラインと違い、コットンキャンバス素材とレザー素材が使われています。また、カラー展開が多く、カジュアルラインのデザインで大きめのサイズもあったため、幅広い層から支持されていました。
エールラインが廃盤後に「エールバッグジップ」として復活した理由は、「デザイン性の高さ」や「カジュアルで手に入れやすい価格帯」などです。ここでは、エールラインが今もなお人気がある理由について詳しく説明します。
エールラインは、硬めのナイロン生地で作られたトートバッグです。ナイロン素材は、水・摩擦に強いため、シワができにくいのが特徴です。耐久性に優れていることから、スポーツウェアや、アウトドア用品などに取り入れられています。
エールラインの素材はしっかりとしていて頑丈なため、「ブランドバッグは傷付くのが嫌で使いにくい」という人でも日常使いしやすいところも魅力的です。
エールラインのデザインは中性的であり、カラーもファッションに馴染みやすいスタンダードな色味なため、持つ人を選びません。エールラインは若い人が持っているとシックな印象にしてくれます。また、持ち手のラインなどが落ち着きのある見た目を演出しているため、年配の人でも違和感なく使えるでしょう。
エールラインはカジュアルな見た目・雰囲気があるものの、重厚感もあって高級ブランドバッグならではの品が感じられます。エールラインの素材として取り入れられているナイロン生地は、質感次第でチープな印象になってしまいます。しかし、エールラインのナイロンは高品質で洗練された雰囲気を演出してくれるため、「カジュアルバッグでも高級感のある見た目のものがほしい」という人にぴったりです。
エルメスのエールラインは、サイズ次第ではショルダー・リュックにして使用可能な人気のアイテムです。エールラインは、素材、サイズ、カラー展開などさまざまな特徴があります。ここでは、多くの人が持っていたくなるエールラインの特徴や魅力を紹介します。
エールラインに使われている素材はナイロンで、耐久性があって長く使えるのが主な特徴です。また、ナイロンは撥水性に優れているため、雨の日でも安心して持ち運べます。ナイロン製のエールラインは手で持っていても軽いことから、さまざまな目的で使いやすいと言えるでしょう。
エールラインのデザインの大きな特徴は、持ち手(ハンドル)部分からバッグ本体中央にかけて2つのラインが入っていることです。また、バッグの持ち手部分にはエルメスのイニシャルの「H」が模様のように散りばめられています。持ち手部分にさり気なくあるHマークがポイントになり、シンプルでも「エルメスのバッグ」ということが分かるデザインになっています。
エールラインのカラー展開は、主にグレーとブラウンの2色です。カラー展開は少ないものの、2色とも落ち着いた色で、老若男女問わず使えるでしょう。エールラインは、素材がカジュアルでも使われている色がシックなため、ビジネスシーンでも選ばれやすくなっています。
サイズ展開は、PM、MM、GM、TGMの4種類です。サイズの詳細は以下の通りです。
・エールラインPM
小さめなため、あまり物が入らないように見えるものの、十分に小物を収納できます。お出かけの際に使うとちょうどよいサイズ感と言えるでしょう。
・エールラインMM
A4のファイルや雑誌が入る大きさです。買い物やビジネスで多く活用されています。
・エールラインGM
たくさんの物を収納可能なため、旅行の際に荷物を入れたり、仕事で使う大きな資料を入れたりできます。また、ショルダーバッグにして使えるため、さまざまな場面で活用できるでしょう。
・エールラインTGM
最も大きなサイズで、レジャー道具や子供の荷物などを収納可能です。重い物を入れると持つことが難しくなるため、収納するのは大きくて軽い物がよいでしょう。
また、エールラインはポシェットもあり、軽くて小さめのサイズなため、パスポートなどの貴重品入れにもおすすめです。
エールラインの開閉部分は、ボタンとファスナー、さらにカデナ(南京錠)が付いていて、防犯面において優秀です。また、エールラインはファスナーとカデナがあることでバッグの中身が見えにくくなっているため、ビジネスでも活用している方が多くいます。
エルメスのエールラインは、カジュアルかつ品のよさがあり、現在でも幅広い年代で愛用され続けているアイテムです。下記では、エールラインでおすすめのモデルを紹介します。
・エールラインMM グレー
使いやすいサイズであり、グレーという色味からスーツやカジュアルコーデにも合います。大きめのサイズとシーンを選ばないカラーのため、さまざまな用途で使えるエールラインを探している人によいでしょう。
・エールライン MM ナチュラル
カラーは柔らかい色味のナチュラルベージュで、デザインも落ち着いているため、さまざまなファッションに合います。通常のサイズは大きめではあるものの、替えのバッグに付け替えればサイズを変えて楽しめます。
・エールラインMM マロン
マロンの色味は温かさがあるため、穏やかな雰囲気にしたい時にぴったりです。持っているバッグが暗い色ばかりという人は、マロンのような色のバッグを1つ持っていると、コーディネートの幅が広がるでしょう。女性でも男性でも取り入れやすいアイテムです。
・エールラインアド
アドはリュック型ではあるものの、持ち手が付いているためハンドバッグとして使えます。また、丈夫さと防犯性能も兼ね備えたリュックであるため、ビジネスバッグとしてよく使われています。
2006年に生産終了となったエルメスの人気トートバッグ「エールライン」は、世代を問わず使いやすいデザインやカラー、耐久性があり日常使いしやすい点が魅力です。カジュアルながらも品があるエールラインは、高品質で洗練された雰囲気を演出してくれるでしょう。
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