最終更新日:2022年06月16日
ブランド物のバッグや財布は気に入って使っていて古くなったり、使うタイミングがなく押入れにしまい込んでいたりすることが少なくありません。もう使わないと判断して手放す際に、ルイヴィトンなどの有名ブランドの商品であれば高く売れるのではないかと考える方もいるでしょう。
この記事では古いルイヴィトン商品が買取可能かどうかから、古くても高く売れる商品の特徴、高く売るコツまでを詳しく解説します。使い古したルイヴィトンのアイテムや、自宅に眠っている古いモデルの商品をできるだけ高く売りたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
ルイヴィトンは世界的に人気があり、中古市場での需要も非常に高いため、多少状態が悪くても買い取ってもらえることが多い傾向です。
財布の場合、革に割れがある・部品がちぎれかけている・破れているなどのボロボロであっても100~1,000円程度で買取可能と言われています。表面にできた多少の傷や汚れ・ヤケのみで使用に支障のない商品であれば、5,000~10,000円ほど、新品・未使用など状態のよい商品であれば20,000~70,000円ほどが買取相場です。
他のブランド商品であれば査定不可・査定額0円となるような状態の悪い商品でも、ルイヴィトンの場合値が付くことが少なくありません。また、型落ち商品など古いモデルの場合も、希少価値の高いものであれば高額査定となる場合があります。古いからといって捨てる前に、一度査定に持ち込むことがおすすめです。
ただし、買取店によっては条件を設けていたり、状態を見て買取不可とされたりするケースもあるので注意が必要です。
ルイヴィトン商品の多くは状態にかかわらず査定可能と言われています。ここでは、その中でも特に高額での買取が期待できるモデルや商品の特徴を紹介します。
手元の商品が該当するかどうか、ぜひ確認してください。なお、例示した商品以外にも高額買取が見込める商品もあるため、当てはまらない場合も一度査定を依頼することがおすすめです。
ルイヴィトン商品には人気の高い定番アイテムが存在します。下記は人気アイテムの一例です。
モノグラム | モノグラムは規則的に並ぶLVのロゴと特徴的な花モチーフのパターンがプリントされたアイテム。一目でルイヴィトンと分かるため高い人気を誇る。 |
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ダミエ | ダミエは、ブラウン系の落ち着いた色合いのチェッカー柄のアイテム。ダミエのアイテムはモノグラムと並ぶ人気があるため、高額査定を期待できる傾向。また、ホワイト系の色違いの「ダミエアズール」も人気。 |
モノグラム・ヴェルニ | エナメル調の素材にモノグラム柄の型押しが施されたアイテム。バッグや財布以外にもキーケースやクラッチバックなどが人気。カラーバリエーションが豊富。 |
エピ | フランス語で麦の穂を意味するエピは、風になびく麦畑を思わせる細い線状のパターンが型押しされたアイテム。1985年に発売され、現在も根強い人気がある。 |
モノグラム・アンプランド | 手にフィットするカーフレザーにモノグラムの型押しが施されたアイテム。上品で落ち着きのある質感であるため、幅広い層から愛される。カラーバリエーションが豊富。 |
一目でルイヴィトンと分かるデザインや日常使いができるシンプルで上品なデザインのアイテムが好まれる傾向です。
ルイヴィトンのアイテムの中でも、市場にあまり出回っていない希少性の高い商品は高額買取が見込めます。下記は廃番などの理由により、流通の少ないアイテムの一例です。
ヴィンテージ・パピヨン | 現行モデルよりもショルダーが短く、内部にもレザーを使った旧型のパピヨン。ヴィンテージモデルとして人気。 |
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オペラライン | 半分だけ型押しされたフラップのデザインがユニークなアイテム。クラッチバッグやショルダーバッグなどの店外がある。 |
モノグラム・チェリー | 2005年に登場した村上隆とのコラボレーションアイテム。モノグラム柄の上にあしらわれたポップなサクランボのイラストが特徴。村上隆とのコラボレーション商品には、「モノグラム・パンダ」「モノグラム・マルチカラー」などがあり、いずれもコレクター人気が高い。 |
モノグラム・デニム | 2005年に登場したモノグラム柄を織り込んだデニム地のアイテム。廃番となったものの、カジュアルなデザインが再び注目されている。 |
スハリ | 2003年に発表された、希少なヤギ革を使ったアイテム。ゴールドの金具と相性がよく高級感があるため、根強い人気を誇る。 |
そもそもルイヴィトンは販売戦略として大量生産や値下げを行わず、商品1つひとつの価値を高める取り組みを行っています。現行ラインも入手困難となるケースがあるほどなので、過去に廃番となった商品はさらに流通しにくいという側面があります。
古いモデルやアイテムであっても、未使用のまま保管していた場合や、使用感が少ない場合は高額査定となることがあります。使わないまま10年以上自宅に保管していた商品を手放す際は捨てずに、買取査定を行うことがおすすめです。
また、昔に購入した商品が希少性の高い廃番モデルであった場合、想像以上の査定額となる可能性もあります。
ルイヴィトンを含むブランド品は、アイテム自体の価値が高くても、売り方によっては査定額が下がるケースもあります。特にボロボロの商品の場合、「このままで売れるのかな」と不安に思う方もいるでしょう。
ここでは、古いルイヴィトンを高く売るためのコツを3つ紹介します。
アイテムを持ち込む買取店を選ぶ際は、ルイヴィトン買取の実績の有無に注目する必要があります。特に下記の点はしっかり確認しておきましょう。
■買取店を選ぶ際に注目するポイント
買取店の中には、状態のよい商品のみを扱う店舗や、破損が激しいアイテムに査定額を付けられない店舗も存在します。買取店のホームページなどを確認し、買取の条件なども把握しておきましょう。
また、1つの店舗のみに絞らず、複数の業者に査定を依頼し、納得できる価格で手放すこともおすすめです。
ブランド品を買取査定に出す際は、ホコリや汚れを取り、きれいな状態にしておくことが大切です。同じ状態の商品でも、手入れが行き届いているかどうかで、査定額が変わるケースがあります。
ただし、破損部分の修理・縫合や、専門知識が必要となる皮革のメンテナンスは避けたほうが無難です。修理によってオリジナルと異なる部材を使用したり変形させてしまったりすると、商品の価値が下がる可能性が高く、最悪の場合買取不可となる恐れがあります。
また、革製品は専用の薬品などを使ったメンテナンスにより、美しくよみがえるケースもありますが、技術を持たない素人が手を加えると失敗し変色してしまうことがあります。査定に出す際は、自宅でできる簡単なクリーニングのみにとどめましょう。
なお、専門業者に修理を依頼する場合、買取価格よりも高くついてしまうことがあるため、注意が必要です。
正規店で購入したルイヴィトンの商品には、外箱や保存袋などが付属します。また、アイテムによっては錠前やショルダーストラップなどが付いていることもあります。査定に出す際は、付属品も一緒に持ち込みましょう。付属品の有無は買取価格に影響することが多く、付属品がすべてそろっているとより高額となります。
なお、ルイヴィトンにはギャランティカードが付属しておらず、本体に刻印されたシリアルナンバーによって本物かどうかが判断されます。正規店で購入したことを示すためには、領収書も持参するとよいでしょう。
ルイヴィトンは世界的な人気を誇るハイブランドで、中古市場でも高い需要があります。そのため、状態の悪いアイテムや、購入後長期間使っていなかったアイテムであっても、買取可能となる傾向です。
買取店に持ち込む際は、古いルイヴィトンの取り扱いがあるかどうかを確認し、手入れをした上、購入時の付属品とともに持参しましょう。
買取本舗七福神では、状態の悪いルイヴィトン商品の査定も積極的に実施しております。査定は無料ですので、ぜひ一度お気軽にお持ち込みください。