最終更新日:2022年07月15日
長年愛用したブランド品や、数回しか使わずしまい込んでいたブランド品を手放したいと思ったときに、購入時の箱が見つからないことは少なくありません。買取店に持ち込む際に、箱などの付属品がないと査定不可となるのではないかと不安に思われる方もいるでしょう。
この記事では、箱のないブランド品も買取してもらえるかどうかから、買取の際に気を付けたい箱以外の付属品、査定額アップの方法までを詳しく解説します。売りたい商品の箱がないことを不安に思っている方は、ぜひ参考にしてください。
多くの買取店では、ブランド品の箱がない場合も査定を受け付けています。そのため、売りたい商品の箱が見つからない場合や、箱が破損してしまった場合も諦めずに、お店に持ち込むことがおすすめです。
ただし、お店やブランド・商品によっては箱がないと買取不可となるケースもあります。また、箱がない場合、買取自体は可能でも、箱ありの場合と比べると査定額が落ちる傾向です。
人気の高いブランド品は箱がなくても買取可能です。しかし、市場では付属品のすべてそろった商品の方が需要が高いため、箱がないと査定額が下がる傾向にあります。
箱の有無が査定額に与える影響は、お店の買取基準によって異なります。また、人気ブランドの場合は影響が少なく、箱がない場合でも減額は500~1,000円程度にとどまるでしょう。
箱なしでも、査定額に影響が出にくい・減額されにくいブランドの代表例として次の2つが挙げられます。
それぞれ、世界的に有名なハイブランドであり、高い人気を誇ります。箱などの付属品がない場合の減額が少ない他、汚れや破れなどのあるボロボロの状態でも買取してもらえるケースも少なくありません。
ブランド品の買取査定では、箱以外の付属品の有無も買取額に影響します。箱がない場合も他の付属品がそろっていれば、査定額アップにつながることもあるため、商品を持ち込む前に、用意しておきましょう。
ここでは、ブランド品買取に影響する、主な付属品を3種類紹介します。
バッグや財布などのブランド品には、箱の他に保存用の布袋が付属していることがあります。実際に保存用に使用する方もいれば、使わずしまい込んでいる方もいるでしょう。
保存袋はブランド独自の布地を使っていたり、ロゴがあしらわれたりしており、商品本体が本物である証明となることもあります。ブランド品の付属品として同時に査定に出すと、買取価格アップを狙える他、保存袋自体の需要も高いため、単体でも買取可能なケースもあります。
ギャランティカードは、ブランド品の品質を保証する証明書であり、正規品、つまり「本物」であることの証明となる重要な書類です。また、正規品であることを示すだけでなく、正規店で修理などのサポートを受ける際に必要となります。
ギャランティカードには、購入店舗・購入日・購入者の名前・シリアルナンバーなどが記載されていることが一般的です。材質や形状は、ブランドによって異なり、紙のものもあればプラスチックカードのものもあります。
ただし、ルイ・ヴィトンやエルメスなど、一部のブランドはギャランティカードを発行していません。ギャランティカードがない場合も焦らず、売却したい商品のブランドがギャランティカードを発行しているか確認するとよいでしょう。
ルイ・ヴィトンのネヴァーフルMM、エルメスのヴァルパライソMMなど、一部のバッグには着脱可能でクラッチバックなどとして使えるポーチが付属していることがあります。普段使用せず保管している場合は査定時に一緒に持ち込みましょう。
また、カデナやパドロックなどの錠前の他、ショルダーストラップ・ネームタグ・クロシェット・チャームなど、購入時の付属品がそろっているかどうかの確認も重要です。ただし、紛失してしまった・破損してしまったという場合も、本体の状態がよければ問題なく買取してもらえるケースもあるため、まずはお店に持ち込むことをおすすめします。
ブランド品の多くは箱なしでも査定可能であり、買取してもらえます。しかし、高額買取を目指したい場合には、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
ここでは、付属品の箱を紛失した場合でも、ブランド品の査定額をアップさせる方法を3つ紹介します。
ブランド品の買取では、商品が本物であるかどうかに加え、商品の状態が重視されます。使用感のある商品でも、汚れが少なく手入れの行き届いたものの方が査定額が高くなる傾向です。
バッグや財布であれば、表面をクロスで拭き、中にたまったホコリやごみを払うなど、日常的な手入れで問題ありません。時計の場合は、表面を拭き、ベルトや金具の隙間にたまったホコリを取り除いた上で、電池がない場合は交換しておくことがおすすめです。手放す商品に手間をかけたくないと考える方もいるかもしれませんが、できる限りの手入れを済ませてから査定に出しましょう。
ただし、修理や皮革製品のメンテナンスについては注意が必要です。正規店以外で修理を行った場合「改造」と見なされ、査定不可となるケースがあります。また、皮革製品のメンテナンスには高い専門性が求められるため、不用意に行うと変色などのリスクがあります。よりよい状態にしようと思った行動が、逆効果となるリスクも考慮しておきましょう。
買取査定に持ち込む前に、買取店のホームページなどで、売りたい商品の買取相場を調べておくことがおすすめです。あらかじめ相場を知っておけば、相場より査定額が高い理由や低い理由をスタッフに尋ねられ、査定アップ交渉に持ち込める可能性もあります。
なお、買取業者によって査定基準や、得意分野が異なることは少なくありません。例えば、商品の状態を重視する業者もあれば、商品の希少性を重視する業者もあります。さらに、ルイ・ヴィトン買取に強みを持つ業者や、シャネル買取を強化している業者など、ブランドによって鑑定の精度や買取への意欲に差があることもあるでしょう。
商品の相場に加え、売りたいブランドや商品を取り扱う業者をひと通り調べておくことがおすすめです。
箱がなくても査定可能である場合が多いものの、すべての業者に当てはまるとは限りません。査定できない業者に持ち込み無駄足となることを避けるためには、あらかじめ「箱なしでも査定可能」としているお店を調べて持ち込みましょう。
箱なしでも査定可能かどうかは、業者のホームページなどで確認できます。該当ブランドの商品を箱なしでも査定するといった情報が書かれているかどうかに加え、箱のない商品の買取実績・査定実績があるかどうかを調べましょう。確信が持てない場合は、問い合わせしてみることも1つの手です。
また、箱なしで査定可能な業者は多くあるものの、査定額への影響は業者によって異なります。納得のいく金額で売却したい方は、複数の業者に持ち込み、査定額を比較することもおすすめです。
ブランド買取において、購入時に付属していた箱がない場合も、査定可能であるケースがほとんどです。しかし、箱がある場合と比べて、買取金額が少なくなる可能性が高いと言えます。査定時には、箱だけでなく、ギャランティカードや保存袋などの付属品の有無も重要となるため、そろえておきましょう。
また、箱なしであっても、商品の状態がよければ比較的高値で買取してもらえるため、事前に手入れを行ってください。買取に持ち込む際は、商品の相場を調べた上で、箱なしでも査定可能な業者に依頼することがおすすめです。
「買取本舗七福神」では、幅広いブランド品について、箱なしでも無料で査定を実施しています。箱がない・状態が悪いなどの理由で持ち込むか迷っている商品があれば、お気軽にご相談ください。