最終更新日:2022年09月01日
ルイ・ヴィトンは世界を代表するトップブランドで、バッグやアクセサリーなどさまざまなコレクションを展開しています。しかし、ルイ・ヴィトンの種類や価値について正確に把握していないために、購入や売却の際に悩む人も少なくありません。
そこで今回は、ルイ・ヴィトンの柄やバッグの種類、2022年の新作について紹介します。「ルイ・ヴィトンにはどのような種類があるのか知りたい」「人気のある商品や高く売れる商品を知りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ルイ・ヴィトンと聞いて商品の色や柄をイメージできても、それぞれの柄に名称があることを知らない人も多いでしょう。ルイ・ヴィトンには、ブランドを代表する4つの柄が存在します。
それぞれの特徴や魅力について理解しておくと、ルイ・ヴィトンの商品を購入・売却するときにも役立ちます。
モノグラムは、ルイ・ヴィトンの代名詞とも言える柄の1つです。イニシャルである「L」と「V」を組み合わせたロゴと、花や星を散りばめたようなデザインは、ひと目でルイ・ヴィトンを想起させます。
モノグラムラインが誕生したのは1896年で、ルイ・ヴィトンの中でも「ダミエ」に次ぐ歴史ある柄として知られています。2代目のジョルジュ・ヴィトンにより発表された柄で、もともとは偽造品対策として考案されたものでした。
日本の家紋からインスピレーションを得たという説もあるモノグラムは、日本人にもよく親しまれています。一口にモノグラムと言ってもバリエーションは豊富で、シーンや好みに合わせて選べるというのも魅力の1つでしょう。
ダミエは、1888年に誕生した、ルイ・ヴィトン最古の柄です。創業者の息子であるジョルジュ・ヴィトンが、正規品とコピー品を見分けるために考案しました。
細かな市松模様を全面に施し「marque L.Vuitton deposee」の文字が入ったダミエ柄は、現在でも多くの人に愛されています。ダミエは世界中で高く評価され、1889年に開催されたパリ万国博覧会では、ヴィトン社の金賞獲得に大きく貢献しました。
ダミエ人気はとどまるところを知らず、バッグや財布以外にもさまざまな定番商品で使用されています。衣服やアクセサリーにもダミエ柄が使われるようになり、ひと目でルイ・ヴィトンだと分かるほど象徴的な柄として認知されています。
モノグラムの一種である「モノグラム・ヴェルニ」は、1998年にマーク・ジェイコブスによりデザインされた柄です。
ヴェルニとは、フランス語で「エナメル」を意味する言葉です。カーフスキンという希少な牛革にエナメル加工が施され、上質で高級感のある印象を与えます。光沢感のある外観と豊富なカラーバリエーションは、おしゃれに敏感な多くの女性から高い評価を得ています。
世界的なアーティストとのコラボレーションアイテムが多いというのも、モノグラム・ヴェルニの特徴の1つです。2012年には草間彌生とのコラボ商品である「ヤヨイ・クサマコレクション」で、特徴的なドット柄のヴェルニデザインが話題となりました。誕生以来、常に進化を続けるヴェルニは、現在でも多くの人から支持されています。
エピは、1985年に登場して以来多くの人から愛され続けている、ルイ・ヴィトンを代表する柄の1つです。エピとは、フランス語で「麦の穂」を意味する言葉です。線状に流れるような細かい型押しが、風になびく麦の穂を想起させることから「エピ」と名付けられました。
エピには、本革の一種である「グレインレザー」が使用されます。グレインレザーは耐久性に優れているだけでなく、光の当たり方によって光沢や色彩が変化するという特徴もあります。
シンプルながらも味わい深く、長く使えるというのもエピの魅力の1つでしょう。エピは、モノグラムやダミエのように象徴的なデザインとは言い難いものの、洗練された大人のデザインという印象を与える柄です。
ルイ・ヴィトンのバッグには、柄だけでなく型・大きさ・素材などの種類があります。ここでは、人気の高い5種類の型に分けて、特徴や、同じ型の中でも高価買取を狙える商品について解説します。
持っているバッグの種類や価値が分からず、お悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
キーポルは、1924年に発売された、ルイ・ヴィトンの中でも最も歴史のあるボストンバッグです。名前の由来となった「Keep All」には、「すべてを収納する」という意味が込められています。
1930年には、ショルダーストラップ付きの「バンドリエール」も発売され、さまざまなシーンで活躍するボストンバッグとして人気を集めました。
サイズは横幅が基準となり、45・50・55・60と、5cm刻みで展開されています。一番小さいサイズのキーポル45は特に人気があり、1?2泊の旅行用ボストンバッグとして世界中で支持されています。
スピーディーは1930年に誕生した、キーポルよりもひと回り小さいサイズのバッグです。サイズは横幅を基準として5cm刻みで展開されており、25・30・35・40の4種類があります。小さいものはハンドバッグとして、大きいものはボストンバッグとして、さまざまなシーンで使いやすいバッグです。
コンパクトながらも収納力のあるスピーディーは、日常使いはもちろんのこと、旅行用としても活躍するでしょう。
内側にポケットが1つあるだけのシンプルなデザインも、人気の理由の1つです。特に、シンプルな美しさが魅力のエピ柄のスピーディーは定番の人気モデルで、多くの女性から支持されています。
丸みのあるフォルムが特徴のアルマは、使い勝手のよい2WAY仕様のバッグとして人気です。ショルダーバッグとして日常使いにしたり、ハンドバッグとしてフォーマルシーンで使ったりと、さまざまな場面で活躍するバッグです。
サイズは、PM(横幅32cm)・MM(横幅36cm)・GM(横幅38cm)の3種類があり、カラーバリエーションも豊富です。どの柄にもそれぞれのよさがありますが、定番のモノグラムが特に人気です。
年齢や季節を問わず使いやすく、どのようなファッションにも合わせやすいのも人気の理由の1つでしょう。
パピヨンは、円筒形の本体に、2本の長いハンドルがついたドラムバッグです。収納力が高く、旅行用として使う人も少なくありません。モノグラム柄・ダミエ柄の2種類が展開されており、いずれもシーンを選ばず使いやすいため人気です。
パピヨンには豚革を用いた旧型と、ヌメ革を用いた新型の2つのモデルがあります。収納しやすく改良され、さらに上質な素材を使用した新型モデルのほうが高額買取されやすい傾向にあります。
ネヴァーフルは、ルイ・ヴィトンを代表するトートバッグの1つです。上質で耐久性のあるヌメ革を使用しており、重いものを入れても壊れにくいため、長く使えるバッグとして支持されています。
サイズは、PM(横幅28cm)・MM(横幅32cm)・GM(横幅40cm)の3種類で、買い物から小旅行まで用途に合わせて選べます。
シンプルで洗練されたデザインも人気の理由でしょう。A4サイズのファイルや雑誌も入るため、学生からOLまで幅広い年代から愛されている人気バッグです。中でも、特殊な柄の限定ラインは高価買取となる傾向にあります。
ルイ・ヴィトンでは毎年新作アイテムが発表されています。以下では、2022年の春夏・秋冬に分けて注目のアイテムを紹介します。
春夏 | |
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アイテム名 | 特徴 |
ヴァーティカル・ボックストランク | 斜めがけと手持ちの両方ができ、さまざまなファッションに合わせやすいトランクです。 |
シューズ&キーポル | シューズとバッグの色柄をそろえることで統一感が生まれるため、個性的なファッションでもおしゃれに着こなせます。 |
サングラス | レンズに薄い色が入っており、細部にまでこだわるルイ・ヴィトンの魅力が詰まったアイテムです。 |
秋冬 | |
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アイテム名 | 特徴 |
キーポル・バンドリエール50 | ペイント缶をモチーフにした遊び心あるデザインや、透明なPVC素材が格子模様を織りなす新デザインが登場します。 |
ハイカットスニーカー | モノトーンでシンプルなデザインの「LVトレイナー2・ラインスニーカー」に注目です。 |
ジャケット | ノスタルジックな花柄コートや、アクティブなベロアジャケットも人気アイテムです。 |
ルイ・ヴィトンの柄やバッグには多くの種類があり、それぞれ異なる特徴が存在します。アイテムを選ぶ際は、素材やデザインにも注目すると、隠れた魅力に気づけるかもしれません。2022年も洗練された新作アイテムが登場するため、ぜひチェックしてみてください。
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