ティファニーの偽物・本物の見分け方6つ｜購入時の注意点も解説！

ティファニーは、アメリカ・ニューヨークで創業した185年以上の歴史を持つジュエリーブランドです。世界的に高い人気と知名度を誇るブランドとして知られていますが、その需要の高さゆえに偽物やコピー品が多く出回っているのも実情です。

当記事では、ティファニー製品の本物と偽物を見分けるポイントを5つ紹介します。安心・安全にティファニーのアイテムを購入したい方や、現在持っているアイテムの真贋を判断したい方はぜひ参考にしてください。

ティファニーは1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーによって創業されたジュエリーブランドです。185年以上もの歴史があり、アブラハム・リンカーンやジョン・F・ケネディ、バラク・オバマなど、アメリカの歴代大統領が妻へのプレゼントに選んだことでも知られています。

現在の結婚指輪でよく見られる6本の爪でダイヤモンドを留めるデザインは、ティファニーが始まりと言われており、世界中の女性の憧れのブランドと言えるでしょう。

世界的に高い人気と知名度を誇るティファニーは、その人気ゆえに偽物やコピー品が多く出回っているのも実情です。フリマアプリやインターネットオークションでは、偽物が正規品価格よりも格安で出品されているケースも見られます。

また、購入する側だけでなくティファニーの商品を販売する側も、商品が偽物かどうかについて細心の注意を払う必要があります。万が一、偽物と知らずに販売した場合、犯罪になる可能性は低いですが、偽物だと知らなかったことを証明するのは簡単ではありません。

自分の手元にあるティファニーを売却する前には、偽物でないかをしっかりと確認してから売却する必要があります。

ティファニーは偽物が出回っていることもあり、偽物を購入しない・販売しないためにも見分け方を知っておくことが大切です。

ティファニーの偽物の見分け方はいくつかありますが、ここでは見分けるためのポイントを5つ紹介します。

刻印は、ティファニーが本物であるかを確認する重要なポイントの1つです。本物のティファニーはアイテムのどこかに刻印が入っているのが一般的であるため、まずは刻印が入っているかをチェックしてみましょう。

刻印が入っていたとしても、刻印がつぶれている場合は偽物の可能性も高いです。特に、人気コレクションの1つである「アトラス」の偽物は、特徴であるローマ数字部分の刻印がつぶれている場合が多いとされています。

また、刻印の「TIFFANY＆CO」の大きさのバランスや、文字が欠けていたりする場合も注意が必要です。本物のアイテムに刻印された文字はバランスも彫りの深さも一定であるため、偽物であるかを判断する基準になります。

正規店で購入したティファニーには、保証書や保存袋などの付属品が付いています。ただし、保証書については正規品であっても、時計とサングラス以外は発行されていません。ジュエリーなどのアイテムには保証書が付いていないため、保証書の有無だけで偽物と判断しないようにしましょう。

また、保存袋が付いていても偽物である可能性もあります。保存袋自体が偽物であるパターンもあり、保存袋があるからといって安心はできません。偽物の保存袋は、本物と比べるとティファニーブルーの色味や、ロゴの大きさなどに違いがあります。付属品についても、アイテム本体と同じように偽物かをしっかりと見極めることが大切です。

ティファニーのジュエリーには、ゴールドやシルバー、プラチナが使用されており、これらの素材は磁石を使用して本物の素材で作られているかを調べることができます。

ゴールドやシルバー、プラチナは、磁石を当てても反応せずにくっつくことはありません。一方で、金メッキなどで作られた製品は磁石を当てるとくっつく性質があります。磁石を当ててみてくっつく場合には、偽物である可能性が高いと言えます。

ただし、本物であっても割金の種類によっては磁石が反応する場合もあるため、万能な確認方法ではないことも理解しておきましょう。

また、アイテムの色味も偽物を見分けるポイントの1つです。通常であれば、ゴールドは金の純度が高いほうがオレンジ色に近い黄色をしており、金の純度が下がるにつれて黄色が強くなります。偽物のゴールドは薄い色合いをしており、輝きに違和感があり不自然な場合が多いです。色味に注目してアイテムを見れば、本物と偽物の違いに気付ける可能性があります。

ティファニーの正規店で商品を購入すると、商品は箱に入れられて紙袋も付いてきます。フリマアプリやインターネットオークションで出品されている商品で、「箱・紙袋もあります」と商品説明欄に記入されているのを見たことがある人も多いでしょう。

しかし、箱や紙袋が付いているからといって、商品が本物であるとは限りません。付属品と同様に、箱や紙袋自体が偽物である可能性も考えられます。例えば、本物の紙袋は凹凸の型押しがされている一方で、偽物の紙袋は凹凸がないなどの特徴があります。箱や紙袋の有無で判断せずに、紙袋も本物であるかをしっかりと確認することが大切です。

ティファニーの偽物の中には、分かりやすい粗悪品もあれば、スーパーコピー品のようにクオリティの高い偽物もあります。自分で真贋を見極められない場合には、ジュエリーショップで鑑定を依頼するほかに、買取店の査定に持ち込むことでも判別が可能です。

ジュエリーショップや買取店のスタッフは、多くのブランド品に精通しているプロの鑑定士であり、素人が見分けられない偽物も見分けられます。

ただし、買取店などに持ち込んで偽物であると判断された場合、「査定基準を満たしていない」「買取対象外」と伝えられるのが一般的です。あまり知られていませんが、商品が本物か偽物かを判断できるのは、販売しているブランドのみとなります。そのため、買取店は偽物か本物かを断定することはありません。査定基準外や買取不可と伝えられた場合には、偽物であると判断されたと考えてよいでしょう。

ティファニーの偽物を購入しないためには、できるだけ正規店を利用するのがおすすめです。以下では、ティファニーの偽物を購入しないためのポイントを解説します。

・直営オンラインショップを利用する

・フリマアプリやインターネットオークションは避ける

ティファニー製品の偽物を見分ける際は、刻印の文字に注目してバランスが悪くないか欠けがないかなどをよく観察しましょう。さらに、箱や保存袋、紙袋などの付属品も本物のティファニーと比較して色味やロゴの大きさに違和感はないかなどを確認することがポイントです。

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