最終更新日:2023年07月27日
カルティエのトリニティリングは、3つのリングが重なり合ったブランドを代表する指輪です。3つのリングはそれぞれ色が異なり、ピンクは愛情、イエローは忠誠、ホワイトは友情を意味しているとされています。ピンクのリングが愛情を意味することから、ウエディング用のリングとしても人気のアイテムです。
当記事では、トリニティリングの色や単語の意味・由来、トリニティリングが人気の理由などを解説します。トリニティリングが持つさまざまな意味に興味がある方は、ぜひご一読ください。
カルティエのトリニティリングは、フランスの芸術家ジャン・コクトーのオーダーがきっかけで、1924年に誕生しました。1990年代にはバブル絶頂期の日本にも、トリニティリングブームが到来します。
華やかなボリュームが特別感を演出するだけでなく、肌馴染みのよいカラーでカジュアルにも使えるのがトリニティリングの魅力です。リングに残される刻印の位置やデザインは、モデルごとに異なります。
トリニティ(trinity)は、三位一体という意味を持つ英語で、キリスト教の「父と子と聖霊の三位一体」という教えに由来する言葉です。フランス語では3という意味があります。
さらに、英語のトリニティは、ラテン語で「三つ組」を表す「trinitas」が起源とされています。カルティエのトリニティリングも、3を連想させる名前の通り、3つのリングが美しく絡まり合うデザインが特徴です。トリニティリングには、リング・リングクラシック・ドゥ カルティエ・ウエディングリング・ソリテールなど豊富な種類が存在します。
トリニティシリーズにはネックレスやブレスレット、イヤリングといったリング以外のジュエリーも揃い、プレゼントとしても人気を集めています。カルティエのアイコン的な存在として、女性を中心に愛され続けるシリーズです。
カルティエのトリニティリングはピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドの3色で構成され、それぞれに次のような意味があります。
【トリニティリングが持つ3色の意味】
ピンクゴールド | 愛情 |
---|---|
イエローゴールド | 忠誠 |
ホワイトゴールド | 友情 |
上記はトリニティコレクションの長い歴史の中で、伝統的な意味として大切にされてきました。愛情という意味を含むことから、ウエディング用リングとしても多くのカップルに選ばれているのも特徴です。
一方、最近では「ジュエリーの意味は着ける人自身に委ねられる」という考え方が広がり、日頃身に着けるお守りとして愛用されるケースも増えています。
トリニティリングには、サイズ表記にも採用される、一般的な正しい着け方が存在します。上から見た際に、3連リングの内側が綺麗な輪っかになって絡まっている状態が正しい着用方法です。
一般的な着け方に慣れてきたら、リングの順番を変えて、違った雰囲気を楽しむのもおすすめです。順番を変更することで、3連リングのサイズを小さめにできるため、より指にフィットさせられるメリットがあります。ただし、きつくなりすぎて指がうっ血する危険もあるため、注意が必要です。
また、トリニティリングをどの指に着けようか迷う方も多いかもしれません。着ける指ごとに、それぞれ異なる意味があるため、叶えたい願いをもとに着け方を選ぶのも1つの方法です。
【左手・右手の指が持つ意味の例】
左手 | 右手 | |
---|---|---|
親指 | 自らの意志で現実を変える/困難を乗り越える | 周囲を導く(指導力)/権力をもたらす |
人差し指 | 積極性を高める/ポジティブになる | 仕事運を向上させる/自らの意志を貫く |
中指 | 人間関係をスムーズにする/ポジティブ思考になる | 周囲からの信頼を得る/直感力が向上する |
薬指 | 愛の絆が深まる/家族運が高まる | 安心感を得られる/感性が高まる |
小指 | 願望が達成される/チャンスを得られる | 社交性が向上する/自分をアピールできる |
※指が持つ意味・効果はあくまで一般的な内容であるため参考程度にご覧ください
例えば、婚約指輪や結婚指輪に代表されるように、薬指にリングを着けると結婚や恋愛に関する願いが叶うとされています。また、おしゃれや魅力度アップを叶えたい場合は、ピンキーリングとして小指に着用するのがおすすめです。
左手か右手かによっても指が持つ意味は異なるので、気分やなりたい自分に合わせて決めるとよいでしょう。
カルティエは1847年にパリで宝飾店として創業し、革新的なデザインのジュエリーコレクションで人々を魅了してきました。最高品質の素材にもこだわり、各国王室御用達のジュエリーブランドとして認められています。
ここでは、カルティエが生み出すトリニティリングが愛される理由を紹介します。
カルティエのトリニティリングは、シンプルな3つのリングから、革新的で美しいフォルムが作り出されるのが特徴です。また、3種類のゴールドカラーは肌色に合わせやすいため、どのようなコーディネートにも馴染みやすいメリットがあります。
3種類のリングが絡み合った特徴的なデザインで存在感を放ちつつも、派手すぎないため、身に着ける人を選びません。他のブランドとも組み合わせやすい点も、幅広い世代で長く愛される理由の1つでしょう。
シンプルなデザインや、肌に馴染む上品な配色のトリニティリングは、年齢を問わずコーディネートを楽しめる点も魅力です。また、トリニティリングは長い間世界で愛され、カルティエのアイコンとして成長しました。トレンドに左右されないため、周りに流されずに使い続けられます。
さらに、世界5大ジュエラーとしても名高いカルティエは、最高品質の素材を使用したジュエリー作りにもこだわりがあります。シンプルで飽きにくく、上質なトリニティリングは、一生ものの指輪にぴったりです。
トリニティリングには約100年もの歴史があり、ダイアナ妃やキャサリン妃、俳優のゲイリー・クーパーなど多くの著名人に愛されてきました。高い技術やこだわりが詰まった高品質なカルティエコレクションは、現代でも各国セレブや著名人の憧れです。
不朽の名作として世界中で認められ、一目置かれるトリニティリングは、時代を超えて選ばれ続けています。
トリニティリングの幅はSMサイズとMMサイズ、LMサイズの3種類があります。それぞれのサイズ展開は以下の通りです。
次に、世界で愛され続けるトリニティリングの中でも、特におすすめのアイテム4つを紹介します。ぜひ、トリニティリング選びの参考にしてください。
カルティエのトリニティリングは3つのリングからなる指輪で、ピンクは愛情、イエローは忠誠、ホワイトは友情を意味します。シンプルで飽きにくく、上質な素材を使用したトリニティリングは、一生ものの指輪として愛用できるアイテムです。
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