最終更新日:2023年05月02日
アルマは、ルイ・ヴィトンの代表的なバッグで、丸みのあるデザインや2WAYであるなどの特徴があります。ルイ・ヴィトンのアイテムの中でも人気の高いシリーズであることから、アルマを手に入れたいと思う方も多いでしょう。
この記事では、アルマの歴史から、人気の理由・3つのサイズ展開・柄のバリエーションまでを詳しく解説します。アルマについての情報収集をしている方だけでなく、買取査定に出すために価値を知りたいと思っている方も、ぜひお役立てください。
アルマは、丸みを帯びたフォルムが特徴のハンドバッグで、ルイ・ヴィトンの代表的なバアイテムの1つとして長年人気を博しています。多くのサイズとカラー展開があり、幅広い年代で使用できる万能バッグです。
また、アルマには斜め掛けができるストラップが付いているため、ショルダーバッグとしても使用できます。内側にはポケットが備わっており、荷物を整理するのにも便利です。
アルマに特徴が似ているバッグとしては「スピーディー」が有名です。アルマもスピーディーも定番商品で共通点が多いですが、大きな違いとしては「バッグの使いやすさ」が挙げられます。
スピーディーは上側にしかファスナーが付いていないため、大きな物の出し入れは少し不便です。一方でアルマは、ファスナーがバッグの両サイドまであるので、大きな物も出し入れしやすいです。
アルマの原型となるモデルは、1901年に登場したスティーマーバッグと1930年代に作られたスクワイアバッグです。長い歴史の中でブラッシュアップを重ねて、現在のアルマに至ります。「アルマ」という名前は、パリのセーヌ川にかかる「アルマ橋」から名付けられました。
アルマの新型と旧型の主な違いは、素材やデザインなどのバリエーションです。新型のアルマは、より幅広くカラーやサイズ展開されており、多様な素材が使われています。また、取り外し可能なポーチやストラップが付いているなど、実用的な機能も充実しています。旧型にはストラップがなかったため、ハンドバッグとしての使用が前提でした。
アルマが人気の理由は、実用性の高さにあります。大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感であるため、ビジネスやパーティーなどあらゆる場面で使えます。
さらに、幅広いカラーバリエーションが用意されているため、さまざまなシーンに合わせて選択可能です。高級感があり一生ものとして使えるので、幅広い世代の女性から支持されています。
アルマのサイズのラインナップは、小さい方から順に「BB」「PM」「MM」の3サイズです。シーン別に使い分けられるバリエーションとなっています。
ここからは、サイズごとに実寸と収納力、おすすめの活用シーンをご紹介します。
アルマBBは、アルマシリーズの中で最もコンパクトなサイズで、普段使いはもちろんパーティーなどでも利用できます。
サイズ:幅23.5x高さ17.5xマチ11.5cm
小ぶりなサイズですが、財布やスマートフォン、アクセサリーなどの小物類はしっかりと収納できます。また、底面のサイド部分が広く開いており立てて置くことができるため、荷物の出し入れもスムーズです。ただし、A5サイズの手帳や長財布などの大きめの荷物を入れるには、やや小さめです。
取り外し可能なショルダーストラップが付いているので、ハンドバッグとしてだけでなくショルダーバッグとしても活躍できます。
アルマPMは、アルマシリーズの中で最も一般的に使用されているサイズで、デイリーユースに最適です。
サイズ:幅32x高さ25xマチ16cm
底に行くにつれて広がる形状になっているため、スマホなどの小物類だけでなく文庫本やA5サイズの書類まで収納できます。シティバッグとして持ち歩くのにもおすすめです。カジュアルなスタイルだけでなく、フォーマルな場面にも合わせられます。
大きすぎず小さすぎないサイズなので、アルマシリーズでどのサイズを購入しようか迷っているならば、まずはアルマPMを選ぶのがおすすめです。
アルマMMは、アルマシリーズの中で最も大きなサイズで、ビジネスや旅行などさまざまなシーンで利用できるバッグです。
サイズ:幅36×高さ28×マチ17 cm
内部には広々したスペースと2つのサイドポケットがあるため、荷物の出し入れがしやすく収納力に優れています。タブレットやA4サイズの書類、500mlのペットボトルなどの大きな荷物も余裕を持って収納できます。1泊程度の荷物ならば持ち運ぶことができるので、ボストンバックとしても活躍できます。
以前は、アルマMMよりも若干大きい「アルマGM」というサイズもラインによっては展開されていました。なお2023年現在、ルイ・ヴィトンの公式オンラインストアでは、MMとGMは取り扱いがありません。
アルマはデザインのバリエーションが豊富で、スタンダードなものから他の人と被らない個性的なものまで数多く存在します。
ここからは、アルマのバリエーションで特に人気の柄を4つご紹介します。
モノグラムは、ルイ・ヴィトンの代表的な柄です。LVが組み合わさったイニシャルと星・花をモチーフにしたロゴが、縦横に繰り返されたデザインになっています。
モノグラムの柄は1854年に創業者のルイ・ヴィトンが考案したもので、当初はトランクの表面にプリントするための柄として使用されていました。今ではバッグや財布など、さまざまなアイテムに使用されています。モノグラムが登場してから100年以上経ちますが、今でも世界中の人々からルイ・ヴィトンのシンボル柄として認知され続けています。
ダミエはモノグラムと並ぶ人気の高い柄で、茶色とベージュのキャンバス生地にダイヤ柄が繰り返しプリントされたデザインです。フランス語で「市松模様」を意味し、日本の市松模様からヒントを得て誕生したと言われています。
ダミエの柄はルイ・ヴィトンの孫であるジョルジュ・ヴィトンが考案したもので、1888年に初めて使用されました。モノグラムに比べてシンプルで落ち着いたイメージを与えるため、フォーマルなシーンにもコーディネートできます。
ヴェルニは、モノグラムにエナメル加工を施した美しい光沢が特徴のデザインです。フランス語で「エナメル」を意味し、牛革の中で最も高い価値があるカーフスキンの素材にエナメル加工が施されています。
光沢感のある見た目やオリジナリティ溢れるカラーリングなどから、それまで定番だったモノグラムやダミエとは一線を画すコレクションです。廃番になったものを含めると50種類以上のカラーが販売されています。発売当初は淡い色が多かったものの、近年ではよりビビッドなカラーが誕生するなど変化を続けているシリーズです。
エピは、線状の細かい型押しのパターンをレザーに施したデザインです。フランス語で「麦の穂」を意味し、麦の穂が風になびいている風景を思わせることから名付けられました。
独特の光沢と落ち着きのある色味が特徴的です。モノグラムやダミエのような派手さはありませんが、ムダのない洗練されたデザインで上品な印象を与える、どんなファッションにも合わせやすいラインです。
大人気色のノワールを筆頭に、アンディゴブルー、ヴェールアシッド、ガレ、ジパングゴールド、デニムなど多彩なカラーバリエーションがあります。
ルイ・ヴィトンのアルマは、パリのセーヌ川にかかる「アルマ橋」が名前の由来となったバッグです。バリエーションや実用性などさまざまな面で進化を続けるアルマは、幅広い人から愛されているシリーズです。アルマにはBB・PM・MMなどのサイズ展開があり、普段使いしやすいPMは、高い人気を誇ります。
アルマは中古市場でも需要が高いため、自宅に眠っているアルマを手放す際は、しっかりと価値を見極め査定してくれる業者に持ち込みましょう。買取本舗七福神は、ルイ・ヴィトンの買取実績が豊富にあり、他店で断られたアイテムでも丁寧に査定いたします。ぜひお気軽にお持ち込みください。