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24kgpの意味

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24kgpの意味や純金と
メッキの見分け方を解説

最終更新日:2021年05月10日

金を使用したアクセサリーや金杯などの表面には、「24kgp」と刻印されていることがあります。24kが純金を表すことは知っていても、「24kgpは純金と何が違うのだろう」と疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

24kgpと24kは意味が異なり、貴金属としての価値にも違いがあります。24kgpの製品を買取に出す際は、24kgpとは何を意味するかを知っておきましょう。

今回は、金に刻印されている24kgpの意味や貴金属買取における価値、純金とメッキを見分ける方法などを解説します。

 

1.金に刻印されている「24kgp」とは

24kgpとは「24kのgold plated」、つまり金メッキのことです。金メッキであるため、24kgpが刻印された製品は純金製ではありません。銀・銅・錫などの金属表面に金をコーティングした金メッキ製品となっています。

金メッキとはいえ金を使用しているため、24kgpが刻印された製品の見た目は純金製とよく似ていることが特徴です。しかし、24kgpの製品に使用されている金はごく僅かな量であり、見分け方を知っていれば純金製の製品とは容易に区別できます。

また、24kgpは経年によって金メッキの剥がれや退色も起こることが、純金と大きく異なる点です。保管環境や使い方によっては、表面の金メッキが早く剥がれ落ちてしまうケースもあります。

 

1-1.gpが含まれる製品例

gpが含まれている製品としては、宝船などをかたどった縁起物、結婚式の引出物で贈られる金杯、記念メダルなどが代表的です。製品の見栄えを良くし、高級感を出すためにgpが使われています。

また、男性向けのカフス・ネクタイピンなどや、ハイブランドのアクセサリー・ジュエリー類や時計なども、gpが含まれていることが多い製品です。宝飾品のgpは目立つ箇所や装飾部分に使用され、身に着けた時にゴールドカラーのきらびやかさを加えてくれます。

 

2.24kgpの製品に価値はある?

24kgpの製品は純金製ではなく、金以外の金属表面に金メッキを施しています。金メッキは金の含有量自体もごく僅かであるため、「金」としての価値は見込めません。

しかし、24kgpに「金」としての価値がないといっても、製品としての価値はあります。製品自体にデザイン性やブランドによる価値があれば、24kgpであることはマイナスになりません。

また、24kgpのアクセサリーはダイヤモンド・エメラルド・ルビーなど、貴重な宝石類を使用していることもあります。24kgp自体に価値はなくても、製品自体に価値がつくケースもあるため、覚えておきましょう。

 

3.24kgpの製品を買取してもらうことはできる?

24kgpの製品を買取してもらえるかどうかは、製品種類や買取業者の選び方によって異なります。では、たとえば24kgpの金杯は買取してもらえるのでしょうか。

金買取専門店の場合、24kgpの金杯は買取不可となるケースがほとんどです。24kgpは金としての価値がないに等しいため、買取してもらえたとしても、無料引き取り同然な安価での買取となってしまいます。

メッキ品も対象としている買取業者であれば、24kgpの金杯を買取してもらうことは可能です。ただし、あくまでも金メッキの金杯として価値を判断されるため、高価買取は期待しないようにしましょう。

 

3-1.ブランド価値のある時計・指輪は買取可能

24kgpであっても高価買取してもらえる可能性がある製品は、ブランド価値のある時計・指輪です。ブランド価値のある時計は人気が高く、中古品でも需要があるため買取してもらえることがあります。指輪についても同様で、ブランド価値があったり、貴重な宝石が使用されていたりする製品であれば、高額で買取してもらえるでしょう。

ただし、24kgpでブランド価値のある時計・指輪を買取してもらうためには、製品の品質を保証する付属品が必要です。商品元箱や証明書・鑑定書がセットになっていない場合は、買取査定額が低くなるか、査定対象外となるため注意してください。

ブランド価値のある時計・指輪として買取してもらう場合、製品の状態や使用感が買取価格に影響します。金メッキである24kgpは傷や汚れが目立ちやすいため、売りたい場合は保管にも注意を払うことが大切です。

 

4.純金とメッキを見分ける方法

製品によっては表面に「24kgp」の刻印が見えないケースもあり、見た目だけでは純金かメッキか分からないこともあります。金メッキ製品は買取不可となることがほとんどであるものの、純金であれば買取してもらうことが可能です。

以下では、純金とメッキを見分ける3つの方法と、見分ける際の注意点を紹介します。

 

4-1.刻印の種類を把握・確認する

純金とメッキを見分けるためには、製品表面の刻印を確認することが基本です。製品が純金製である場合は「K24」や「Au999」と刻印されています。

Kはカラット、Auは金の元素記号です。それぞれ素材の金含有率を示す品位表示であり、下記の特徴を持っています。

品位表示 K
意味 金の純度を24分率で表す
表記例1:純金 K24
表記例2:金75% K18
品位表示 Au
意味 金の純度を1000分率で表す
表記例1:純金 Au999
表記例2:金75% Au750

純金製である金杯は、KやAuではなく「純金」と漢字表記されていることも少なくありません。中国製の金杯は、純金を「足金」「千足金」と表記されているケースもあります。

一方、メッキの場合は24kgpと刻印されていることが一般的です。価値のある純金をメッキと間違えないためにも、まずは製品表面の刻印を確認してください。

 

4-2.計量器で大きさ・重量をはかる

金は一般的な金属の中では比較的重いため、計量器で大きさ・重量をはかることで純金とメッキを見分けることができます。参考として1辺1cmの立方体である場合、金の重量は約19.32g、銀は約10.50g、銅は約8.9gです。

つまり、計量器で製品の大きさ・重量をはかり、金の重量よりも明らかに軽い場合は金メッキであると分かります。反対に金の重量に近い重さがあれば、純金の可能性が高くなります

ただし、インゴット以外の製品は複雑な形状であり、正確な大きさをはかることは簡単ではありません。家庭用の計量器も精度が高いとは言えないため、計量器で見分ける方法はあくまでも目安として活用しましょう。

 

4-3.磁石に反応するか確認する

純金は磁石に反応せず、磁石を近づけてもくっつくことはありません。そのため、磁石を製品に近づけてみることで、純金かどうかを簡単に見分けることができます。

ただし、磁石に反応しないから純金であるとは断定できません。金メッキ製品であっても、土台に銅や真鍮など磁石にくっつかない金属が使われていれば、磁石を近づけても純金同様に反応しないためです。

磁石を使う方法は、計量器で見分ける方法と併用することで精度が高くなります。磁石に反応しないものの重量が明らかに金より軽い製品は、メッキと考えてよいでしょう。

 

5.ブランド価値のある24kgpの製品を買取に出すなら?

ブランド価値のある24kgpの製品を買取に出すなら、買取実績が豊富な「買取本舗七福神」がおすすめです。買取本舗七福神では金買取以外にも、宝石買取・時計買取・ブランド買取を行っており、24kgpの製品が持つブランド価値を正確に判断しております。

買取本舗七福神は、査定料・買取手数料・送料がすべて無料であることが特徴です。買取業者を利用する際に余計な料金がかからず、高い買取価格を提示できます。査定時に計算書を作成して査定額の説明を行い、買取の成立後はすぐに振込手続きを開始するため安心です。

他店で買取を断られた24kgpの製品も、ブランド価値がある製品は買取本舗七福神で買取を行っております。24kgpの製品を買取に出したい人は、買取本舗七福神をぜひご利用ください。

 

まとめ

24kgpとは、金メッキであることを示す刻印です。24kgpの刻印は金杯・置物・記念品や、ハイブランドのアクセサリー類・時計などに見られます。24kgpと純金は価値が違うため、刻印や重量、磁石に反応するかなどで見分けましょう。

24kgpの製品には金としての価値がなく、金買取では買取付加となることがほとんどです。しかし、ブランド価値がある時計やアクセサリー類であれば、買取業者に高く買い取ってもらえる可能性があります。

ブランド価値のある24kgpの製品を買取してもらいたい場合は、宝石・時計・ブランド品の買取を行う買取本舗七福神をご利用ください。

こちらではクレジットカードを使った金の購入方法や金製品の換金方法について詳しく解説しています。
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