最終更新日:2024年08月29日
金は株式などの金融商品と同様に価格が変動します。保有する金を買取に持ち込むタイミングは、いつがよいのでしょうか。金価格の値動きの特徴を解説するとともに、その特徴を踏まえた、金買取に適したタイミングを解説します。
目次
金価格は、世界情勢や為替、金利などの影響を受けて変動します。世界的な経済危機や政治的混乱が生じると、金は安全資産としての価値が注目されて、価格が上昇する傾向にあります。例えば、2008年のリーマンショック時や、2020年のコロナショック後などに金価格は急騰しました。株式などの金融商品の価格が下落する際に金価格は上昇する傾向があるため、金はリスク回避の手段としての役割も持ちます。
株式や債券など多数の金融商品で運用を行う投資家は、相場状況に応じて運用資産の一部を、ETFなどで金に投資するケースも少なくありません。
金を売る最適なタイミングは、金価格がピークに達している時です。ただし言葉で表現するのは簡単でも、相場のピークは後で振り返って初めて分かるため、相場のピークで売るのは投資のプロでも難しいです。
ただし金には、世界的な経済危機や政治的混乱が起こると上昇する、という特徴があります。よって、金を動かす要因の発生を、金の取引タイミングとして利用するのは一つの優れた投資アイディアです。
世界的なインフレや金に対する需要の高まりを背景に、近年の金価格は毎年着実に上昇しています。その中で、経済イベントなどで金価格が急騰した際は、金の売り時と考えることができます。
2000年以降では、以下の出来事を契機に金価格は大きな上昇を見せました。
2001年9月 アメリカ同時多発テロ
2008年3月 リーマンショック
2011年8月 アメリカの債務上限問題(金価格が1,800ドルを突破)
2016年6月 イギリスのEU離脱(ブレグジット)
2020年4月 新型コロナウイルスの感染拡大(金価格が2,000ドルを突破)
金価格は米経済の好調期などにジリ安が続く傾向があるものの、大きな経済ショックなどがあると一気に上昇します。上記の出来事から、金のリスク回避資産としての優位性を理解できるのではないでしょうか。
長期的な上昇が見込める金融商品への投資方法としては、同じ金融商品を一定の金額で購入を続ける“ドルコスト平均法”が有効とされています。
金は近年上昇傾向にあるため、“ドルコスト平均法”による投資が有効に機能する可能性は高いと言えます。また、金の急騰時に保有する金の一部または大半を売却して、その後は相場状況に応じて再度投資するという方法も有効です。
更に、価格が上昇した金を売って・価格が下落した株式を買うなど、“資産の入れ替え”の視点を持つと、金の売却時の心理的ハードルを下げることができます。
近年の金価格は上昇を続けており、一時的に含み損となっても、長期視点で投資すれば利益となる可能性は高いと言えます。ただし、金に限らず相場に絶対はありません。また世界経済が堅調な際は、リスク回避資産の金は価格が低迷する傾向にあります。
金への投資時は株式などの他の運用資産も加えて、資産運用の観点で行うことがおすすめです。また資産を入れ替えの視点を持つことも、一定の投資パフォーマンスを上げながら継続的に金投資を進められるためおすすめです。
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関連サイト:粗大ゴミ回収隊