最終更新日:2024年10月21日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金への投資は、現物の金への投資だけではなく様々な方法がありますが、金のETFに投資するという方法もあります。金ETFへの投資は、現物の金への投資に比べて手軽にできる、というメリットがあります。こちらの記事では、金ETFについて内容を解説するとともに、金ETF投資のメリットとデメリットも合わせて解説します。
金は長い歴史を持つ資産として、今も多くの投資家が保有しています。経済が不安定な時期には、金は安全資産として注目され価格が上昇する傾向にあります。従来は金の購入後、実物の金を保管する必要がありました。しかし、現在は様々な形で金に投資できます。現物以外の代表的な金投資の方法が、金ETFへの投資です。
ETF(上場投資信託)とは、特定の資産や指数に連動する金融商品です。金ETFは、金の現物価格などに連動するように設計されたETFであり、投資家は金ETFを通じて擬似的ながら簡単に金へ投資できます。現物の金の購入や保管の手間を省きながら、金の値動きと同様の金融商品へ投資できる点が、金ETFの大きな魅力です。
金ETFへの投資には、複数のメリットとデメリットが存在します。
最大のメリットは、投資の手軽さです。現物の金を購入する場合、保管など金の保有リスクへの考慮が必要です。しかし、金ETFは証券口座を通じて簡単に取引できます。数千円からの少額でも投資が可能であり、価格もリアルタイムで反映されるため、売買のタイミングを柔軟に選択できます。
更に流動性が高い点もメリットです。金ETFは株式市場で取引されるため、株式と同じように売買ができます。また、金そのものの値動きに連動するため、金の市場価格が上昇すれば、金ETFの価格も同様に上がります。
一方でデメリットとしては、ETFは手数料がかかる、という点があげられます。ETFには継続的に運用管理費がかかり、その費用は投資家のリターンに影響します。また、ETFの価格は金の市場価格に連動するものの、完全に一致する訳ではありません。よって、金の実際の価格に対して微妙な差が生じることもあります。
金ETFは、国内だけでも複数の種類があります。以下が国内の金ETFです。
ETF
・SPDRゴールド・シェア<1326>
・NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信<1328>
・純金上場信託(現物国内保管型)<1540>
・WisdomTree 金上場投資信託<1672>
上記のうちSPDRゴールド・シェア、純金上場信託、WisdomTree 金上場投資信託は金の現物を裏付け資産としています。また純金上場信託は、一定の口数以上の保有で、金の現物の受け取りも可能です。一方、NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信は金の先物取引の利用で、金価格との連動を目指しています。このように同じ金ETFであっても、商品設計に違いがあり注意が必要です。
また米国市場にも金ETFは上場しており、米国市場の金ETFへの投資でドル建ての金へ投資できます。
金ETFは、金の投資に興味があるものの、実物の金を保有するリスクや手間を回避したい投資家には便利な金融商品です。手軽に売買できる点や少額から投資できる点が魅力ですが、一方で手数料の発生や株式市場の影響を受けるリスクがあります。また、性格の異なる複数の金ETFが存在しており、投資家の目的に応じてETFを選択する必要があります。
金ETFの投資は簡単にできるため、金投資に興味があるなら、金ETFへの投資という選択肢も知っておきましょう。
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