最終更新日:2021年03月08日
ホワイトゴールドは白銀色が美しく、人気が高い貴金属です。ホワイトゴールドのジュエリーは、世代を問わず多くの人に好まれています。金として確かな価値もあることから、高価買取も期待できます。ホワイトゴールドを所有している人は、ぜひホワイトゴールドの価値を知っておきましょう。
当記事では、ホワイトゴールドの特徴や価値、プラチナとの違いを説明します。また、ホワイトゴールドを高値で売却するコツも解説するため、ホワイトゴールドの価値に興味のある人はぜひ参考にしてください。
ホワイトゴールドとは、白い色味を持つ金のことです。プラチナや銀とは異なり、上品な白銀色をしたカラーゴールドの一種となります。金は純度により5段階に分類され、ホワイトゴールドは18金の種類のうちのひとつです。
以下は、金の種類ごとの特徴をまとめた表です。
金の種類 | 純金の割合 | 特徴 |
---|---|---|
24金 | 100~99.99% | 腐敗・変色しませんが、柔らかいためジュエリーには不向きです。 |
22金 | 91.7% | 純金に近いため柔らかく傷がつきやすいですが、日本以外のアジア各国で装飾品として人気があります。 |
18金 | 75.0% | 高い純度と強度を兼ね備えており、最もジュエリーに適しています。カラーバリエーションが豊富です。 |
14金 | 58.5% | 混合物が増えることにより耐久性は増しますが、輝きが薄れ、変色する可能性も高くなります。 |
10金 | 42.0% | 混合物の割合のほうが高いため、加工が容易でリーズナブルです。 |
金に混ぜ合わせる金属は「割金」と呼ばれ、割金の種類により色味に変化をつけることが可能になります。18金にはホワイトゴールドのほかに、ピンクゴールド、イエローゴールド、グリーンゴールドなどが存在します。
ホワイトゴールドは、純金にパラジウム・銀・ニッケルなどの白色金属を混ぜ込んでいるため、白っぽい色合いとなります。主に強度の高いパラジウムが混合物に選ばれており、割合は金75%・パラジウム25%が主流です。
パラジウムを混ぜ込むだけでは純白にはならないため、ジュエリーとして白味を強調する際には、表面にロジウムメッキをコーティングします。ロジウムコーティングはプラチナ仕上げ・シルバー仕上げとも呼ばれ、傷がつきにくくなるというメリットがあります。
ホワイトゴールドの価値は、金のグラム数や形状などで変わります。所持しているホワイトゴールドにどれくらいの価値があるのか知りたい場合は、「買取本舗七福神」などの買取店へ査定に出すとよいでしょう。
なお、買取店により、純金のみ評価する店と、混合物に対する査定も行う店があります。ホワイトゴールドはパラジウムなどを含むため、混合物の査定もしてもらえると価値が高まる可能性があります。
ホワイトゴールドはジュエリーに限らず、時計やメガネフレームなどの素材としても選ばれています。以下は、ホワイトゴールドの人気が高い理由です。
ホワイトゴールドの上品な色味は、年代や性別にかかわらず、幅広い人に愛されています。身につける際も、洋服や場所を選びません。軽くてつけ心地がよく、毎日身につける結婚指輪にも適しているため、ブライダルジュエリーとしても人気です。強度が高く長持ちするため、お手入れも比較的簡単に行えます。
また、ホワイトゴールドの混合物として主に使用されているパラジウムは、金属アレルギーを引き起こす可能性が低い金属です。コーティングに使用されるロジウムは錆や汗に強く、肌が弱い人も安心して身につけることができます。
見た目の美しさはもちろん、身につける人やシーンを選ばず、長持ちすることがホワイトゴールドの魅力といえるでしょう。
ホワイトゴールドは第一次世界大戦の頃、プラチナの代替品として誕生しました。開発直後は注目を浴びることはありませんでしたが、徐々に人気を集め始め、代替品としてではなく18金のカラーゴールドとして広く認知されるようになります。
以下は、ホワイトゴールドとプラチナの違いをまとめた表です。
ホワイトゴールド | プラチナ | |
---|---|---|
純度 | 純金75%:混合物25% | プラチナ90%:混合物10% |
色 |
白銀 (加工しており、メッキが剥がれると薄い金色) |
白銀 (無加工で、ホワイトゴールドより渋い色味) |
強度 | 高い | 低い |
変色 | 長期間の使用で変色する可能性がある | 変色しない |
光沢感 | 高い | 落ち着いている |
金もプラチナも、純度100%ではジュエリーとして使用することができません。プラチナの場合は、白色金属であるパラジウムやルテニウムを混ぜ合わせ、強度・高度を高めた上で加工を行います。
ホワイトゴールドは、プラチナと比較すると安価でリーズナブルであると考えている人も多いでしょう。しかし、現在はプラチナよりも金相場のほうが価値は高くなっています。プラチナが高価であるために生み出されたホワイトゴールドですが、現在はプラチナとほぼ同等の価値があります。
ただし、プラチナは加工技術が必要であるため、プラチナのジュエリーを買う際は制作費用がかかると考えられます。金相場の上昇により、今後ホワイトゴールドを購入する際には価格を検討しなければいけませんが、ホワイトゴールドを買取に出す際には購入時より高額で売却できる可能性もあります。
金相場が上昇していることもあり、ホワイトゴールドの売却を考えている人もいるでしょう。
ホワイトゴールドを価値の高い状態で売るためにはコツがあります。査定に出す前にお手入れを行うだけでも、ホワイトゴールドの価値が変わる可能性があります。ジュエリーの輝きが増すため、自宅でしっかりとメンテナンスを行ってから査定に出すようにしましょう。
以下では、査定に出す際のコツや、効果的なお手入れ方法を解説します。
保存状態のよいホワイトゴールドは、高額で買い取ってもらえる可能性が高まります。査定前には柔らかな布でジュエリーの表面を拭き、清潔なケースに保管しておきましょう。ジュエリー購入時の保証書・証明書・付属品・ケースが揃っていると、価値が上がることもあります。
多くのホワイトゴールドは表面にコーティングが施されていますが、月日が経つとメッキ加工が剥がれ、徐々に下地の金が見えてきます。色がくすんでいる場合は無理矢理こすらず、柔らかい布で優しく拭くだけにしておきましょう。専門店へ依頼すれば、メッキ加工を施してもらうことが可能です。
地金相場は世界中の市場から影響を受け、日々変動しています。また、ホワイトゴールドの混合物であるパラジウムや銀にも相場があります。ホワイトゴールドの買取は、相場にふさわしい価格で買い取ってもらえる店に依頼してください。
金相場を確認するだけでなく、曖昧な買取価格を提示している店は避けるようにしましょう。買取相場のほか、買取手数料・分析料・キャンセル料など、諸費用の情報も明示されていると安心です。誠実な買取店であれば、買取金額と理由を詳細に説明してもらえます。
ホワイトゴールドの買取は、「買取本舗七福神」へぜひご依頼ください。
買取本舗七福神では明朗な買取価格を提示しており、手数料無料で査定をご依頼いただけます。ネックレス・リング・ペンダント・ピアスはもちろん、特殊なデザインのホワイトゴールド製品も買い取ることが可能です。グラム数だけでなく、デザイン性やブランド価値も適正に評価いたします。破損・変形・変色があっても、減額することはほぼありません。
店頭買取・宅配買取のほか、スマホ査定にも対応しています。他店で断られた品物でも買い取れる可能性があるため、ぜひ一度相談してみてください。
ホワイトゴールドは、白い色合いのカラーゴールドです。純金にパラジウム・銀・ニッケルなどの白色金属を混ぜており、表面にロジウムコーティングを施しています。落ち着いた色合いでつけ心地がよく、強度が高いという理由から、人気を集めている金属です。
プラチナも白銀色ですが、強度や光沢感に違いがあります。また、近年では金相場が高騰しており、プラチナよりもホワイトゴールドの価値が高い傾向です。ホワイトゴールドを高額買取してもらいたい場合は、保存状態を良好に保つこと、信頼できる買取店に依頼することがポイントです。
「買取本舗七福神」では、ホワイトゴールドを高値で買い取っています。買取価格を提示し、丁寧に査定するため、最後まで安心してお任せください。