金は1グラムから販売、手軽に買えるが注意点も

金投資というと大金が必要なイメージもあります。しかし現物の金でも1グラムから販売されており、金は少額でも投資できます。こちらの記事では1グラムから販売されている金について、少額での購入時の注意点などを解説します。

金の購入にはまとまった資金が必要、というイメージがあるものの、実際には1グラム単位で購入可能です。近年では投資初心者でも手軽に金投資を始められるよう、少額から購入できるサービスが増加しています。

例えば、金地金の販売を行う貴金属専門店では、パッケージ化された「1gインゴット」などが販売されており、投資のみならずプレゼントなどの目的でも購入可能です。

このように、金は1グラム単位で無理なく購入できる柔軟性があります。資産形成の一環として、少額から金に触れておくことは、インフレや通貨不安に備える選択肢の1つとなります。

金1グラムを購入できる販売先は多岐に渡ります。代表的なのは貴金属専門店であり、田中貴金属や徳力本店などの大手では、1グラム単位の小型インゴットを店舗・オンラインの両者で取り扱っています。

金1グラムを購入できる販売先は多岐に渡ります。代表的なのは貴金属専門店であり、田中貴金属や徳力本店などの大手では、1グラム単位の小型インゴットを店舗・オンラインの両者で取り扱っています。

参考：初心者でも安心して取引できる金販売大手について

次に、ネット通販サイトでも金1グラムの販売が行われています。楽天市場やAmazonなどのECサイトでは、検定マーク付きの信頼できる製品が多数あり、価格やレビューを参考に比較検討できる利点があります。ただし、取引相手が信頼できる業者か事前に確認する必要があります。なお、取引する事業者が心配な場合は、信頼ある貴金属会社のオンライン販売の利用が安心です。

更に近年はフリマアプリでも金製品の取引が行われています。メルカリやヤフオクなどでは、1グラムの刻印入りのインゴットが出品されるケースもあります。ただし真贋の判別が難しく、リスクもある点は注意が必要です。

参考：金もメルカリで買える時代に、メルカリ利用時の注意点

金1グラムは手軽に購入できる反面、複数の注意点を踏まえた上での購入が欠かせません。まず注目すべきは、価格と手数料のバランスです。1グラムという少量であっても、販売価格には製造コストや加工費、販売手数料が上乗せされており、実際の金相場よりも割高になるケースが多いです。実物を購入する際は、店頭価格と金の市場価格の比較が大切です。

また、信頼できる販売業者の選択も重要です。特にネット通販や個人間取引では、偽造品や金メッキ製品の混在リスクがあります。公的な品質証明や品位刻印（999.9など）が確認できる製品か確認すべきです。

更に、保管方法の検討も必要です。実物の金は盗難や紛失のリスクがあるため、自宅で保管の際は、金庫の準備などの対策が求められます。ETF経由での金購入なら、物理的な管理は必要ありませんが、実物を所有することによる満足感は得られにくいです。

最後に、売却時の条件も確認しておきましょう。金1グラムは売却時に買い取り価格が下がりやすく、まとめ売りよりも単価が低くなる傾向があります。将来的に換金する可能性がある場合は、購入時点で売却先や買い取り条件を確認しましょう。

金は1グラムから購入できるため、資産形成や分散投資の第一歩として、個人投資家にも身近な選択肢となります。貴金属店やネット取引など購入先は幅広く、自分の目的やライフスタイルに合った手段を選べます。

ただし、1グラム単位の金は割高になりやすく、購入価格と実際の相場との乖離を把握して取引することが重要です。また、信頼できる業者の選定、保管方法の検討、将来的な売却を見据えた売却条件の確認も欠かせません。特にフリマアプリを利用した個人間取引では偽物リスクがあるため、慎重な対応が求められます。

金の購入は経済情勢や為替変動から資産を守る手段となります。ただし、無理のない範囲かつ信頼できる相手先からの購入が、堅実な資産運用につながると言えるでしょう。

また金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。