
最終更新日:2025年05月15日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金購入の最小単位は1グラムだけではありません。金投資の方法には金地金だけではなく金積立投資や金ETFなどもあり、それぞれ最小投資単位は異なります。こちらの記事では金投資の最小単位について、基本的な考え方を解説します。
金の購入にはまとまった資金が必要、とのイメージもありますが、近年では1グラムからの購入が可能です。貴金属専門店やオンライン販売サイトでは、1グラムなどの小型インゴットが販売されており、少額から金に投資できる環境が整っています。
また、貴金属業者などが提供する金積立サービスなら、月々1,000円程度から金を購入できるプランが用意されています。金積立サービスの利用で、金相場が高騰していても少額で少しずつ保有量を増やすことが可能です。
更に、金ETF(上場投資信託)も小口投資の手段として活用されています。ETFは金価格に連動した金融商品であり、現物の金は直接保有しませんが、金の価格変動に応じた資産運用ができます。
このように、金の最小購入単位は1グラムを基準としつつも、積立やETFなどを利用すれば更に少額で購入できます。
金の購入単位にはさまざまな選択肢があります。最も一般的な方法は、金地金やインゴットの購入であり1グラム、5グラム、10グラム、100グラムといった重量単位で販売されています。1グラムのインゴットであれば、比較的少額から購入可能です(2025年5月半ば時点で金1グラム17,000円前後)。
次に、金積立サービスがあります。主に貴金属業者が提供する金積立サービスでは、月々1,000円や5,000円といった少額から積立を行い、その時々の金相場に応じて金を少しずつ購入します。積立方式のため、金相場の変動リスクを平均化できるドルコスト平均法で投資できる点が大きなメリットです。また、一定量の積立が完了した際には、インゴットとして引き出しも可能です。
そして、金ETF(上場投資信託)も少額投資の選択肢です。ETFは現物の金を直接購入するのではなく、金価格に連動した金融商品を取引します。証券口座を通じて購入でき、代表的な金ETFの(NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信<1328>は1口1万円超で投資可能です。
金の最小単位での購入には手軽さがありますが、注意点もあります。まず、購入価格と手数料の確認が重要です。1グラム単位のインゴットは、加工費や流通コストなどが上乗せされるため、金相場の価格よりも割高になる傾向があります。購入前に金のスポット価格と比較し、適正な価格で購入できるか確認が必要です。
次に、販売業者の信頼性の確認も欠かせません。特にオンライン購入では、信頼できる業者の選択が重要です。業者の評判や取引実績を調査し、認証機関のマークや品質保証書が付いている商品を選ぶことで、偽造品リスクを回避できます。
更に、保管方法の検討も必要です。少額の金であっても、実物を手元に置く場合は防犯対策が求められます。自宅での保管が不安な場合は、業者が提供する保管サービスや銀行の貸金庫の利用も選択肢です。その中で、ETFなら証券口座での取引のため、保管リスクない点は大きなメリットです。
最後に、売却時の流動性にも注目しましょう。金を最小単位で購入した場合、買取価格が割安になるケースもあります。特に積立型の場合は、売却時の手数料が設定されていることも多いため、手取り金額の計算を事前に行うことも必要です。
金の購入は1グラムからでもできるため、少額資金でも資産形成をスタートできます。また、積立サービスや金ETFなど、多様な購入手段があるため、自らの資金や許容できるリスクに合わせた方法を選べる点が魅力です。
ただし、少額購入の場合でも通常の場合と同様に、購入価格と買取価格の差(スプレッド)、取引手数料、保管方法などに注意を払う必要があります。特に1グラム単位の金は加工費や流通コストが上乗せされることが多いため、事前に相場価格をチェックし、適正価格での購入を心がけることが大切です。
少額からスタートできる金の購入は、インフレ対策や資産分散の手段としても有効です。無理のない範囲で計画的な購入を続けて、堅実な資産形成を目指しましょう。
また金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。
金融・投資ライター。大手証券グループ投資会社を経て個人投資家・ライターに転身。株式市場や個別銘柄の財務分析、為替市場分析を得意としており、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆、みんかぶなど複数媒体に寄稿中。また過去多数のIPOやM&Aに関与しブックライティングやインタビューも手掛けている。 ファンダメンタルズ分析に加え、個人投資家としてテクニカル分析も得意としている。 Xアカウント @writerishii
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