更新日:2025年03月28日 最終更新日:2026年06月18日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金への投資は現物の金地金や金貨だけではなく、金融商品を通じた投資も広く行われています。その中でも、近年注目を集めているのが金ETF(上場投資信託)です。少額から手軽に始められる点や流動性の高さから、金ETFは個人投資家に身近な金の投資手段となっています。本記事では、金ETFの特徴・メリット・デメリット・購入方法について解説します。
金ETF(上場投資信託)は、金の現物価格などに連動するよう設計されたETFです。証券取引所に上場しており、株式と同様に売買できます。投資家は金ETFを通じて、現物の金の購入手続きや保管の手間を省きながら、金の値動きに連動した投資が可能です。
国内には複数の金ETFが上場しています。SPDRゴールド・シェア(1326)・純金上場信託(1540)・WisdomTree金上場投資信託(1672)は金の現物を裏付け資産として保有しており、中でも純金上場信託は一定口数以上の保有で金の現物受け取りも可能です。一方、NEXT FUNDS金価格連動型上場投信(1328)は金先物取引を利用して金価格との連動を目指しています。金ETFの中でも商品設計や流動性に違いがあるため、各ETFの内容の確認が欠かせません。
また、米国市場にも金ETFは上場しており、米国市場の金ETFへの投資でドル建ての金へも投資できます。国内外で選択肢が幅広い点も、金ETFの特徴の一つです。
金ETFへの投資には、大きく分けて以下4点のメリットがあります。
1点目は投資の手軽さです。現物の金を購入する場合、保管方法や盗難リスクへの対応が必要です。しかし、金ETFは証券口座を通じて簡単に取引でき、数千円からの少額投資も可能です。また証券口座内での取引で完結するため、盗難リスクもありません。
2点目は流動性の高さです。金ETFは株式市場で取引されるため、株式と同じように売買できます。投資信託のように1日1回の基準価額での取引ではなく、市場が開いている時間帯ならいつでも売買が成立します。相場の動きに応じた機動的な取引が可能な点は、金ETFならではの強みです。
3点目は手数料の低さです。金投資信託の信託報酬が年間0.5%?1.5%程度であるのに対し、金ETFは一般的にそれより低い水準に設定されています。長期保有になる程このコスト差が積み上がるため、コストを重視する投資家に金ETFは有利と言えます。また多くの場合で、現物の金の保管費用より安くすみます。
4点目は資産分散の手段となる点です。株式市場が下落する局面でも、金は株式と同じ方向に動く訳ではありません。異なる値動きをする資産を組み合わせることで、資産全体の変動幅を抑えやすくなります。また、インフレ局面では実物資産の金の価値が見直されやすく、資産保全の観点からも金ETFを活用する投資家が増えやすいです。
一方、金ETFには大きく分けて以下3点のデメリットや注意点があります。
1点目は利息や配当といったインカムゲインが発生しない点です。株式なら配当、債券なら利息が得られますが、金ETFは保有するだけで利益は得られません。利益を得るには価格上昇が必要であり、この特性は他のインカムゲインのある金融資産との大きな違いです。配当や利息を重視する投資家には、他の金融資産の方が適している場合があります。
2点目はETFの価格が金の市場価格に完全に一致する訳ではない点です。金価格との連動を目指して設計されているものの、実際には微妙な差が生じる場合があります。また、金先物取引を利用するタイプのETFでは、現物価格と先物価格との乖離から、ETFに現物との価格差が生じます。
3点目は現物の金を実際に手元で保有する満足感はETFでは得られません。金は古くから価値を認められてきた金属であり、現物保有には経済的な価値とは異なる満足感があります。金ETFは金の間接的な保有であり、その点は現物投資と大きく異なります。
金ETFを購入するには、まず証券口座の開設が必要です。国内の主要なネット証券や対面証券会社で売買でき、口座開設後は株式と同じ手順で売買可能です。
証券口座開設後の購入の流れとしては、取引したい金ETFの銘柄と口数を指定し、成行または指値で注文を入れます。取引時間内ならリアルタイムで約定するため、価格を確認しながら売買タイミングを選べます。購入前には各ETFの信託報酬・裏付け資産の種類・流動性(出来高)を比較した上で、自分の投資目的に合った銘柄の選択が大切です。現物裏付型か先物連動型かによっても値動きの特性が異なるため、商品設計の違いを理解した上で金ETFを選びましょう。
金ETFは少額から手軽に始められ、流動性が高く手数料も低いため、金投資の入門として優れた選択肢です。一方でインカムゲインが発生しない点や現物保有の満足感が得られない点など、デメリットもあります。金の特徴を正しく理解した上で、株式や債券など他の資産とバランスを取りながら金ETFを活用することが、安定した資産形成につながると言えるでしょう。
また現物の金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。
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