最終更新日:2025年08月18日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金を購入する際は、積立投資を行う方法もあります。少額からスタートできるため、投資初心者でも手軽に始めることができる金の積立投資について、特徴などを解説します。
金の積立投資は、毎月一定額を拠出して、その金額に応じて金を少しずつ買う方法です。1,000円や5,000円などの少額から始めることができ、価格が高い月には少量・価格が低い月には多くを買う「ドル・コスト平均法」の原理が働く仕組みです。
証券会社や貴金属会社などが提供するサービスを通じて、自動的に積立が行われるため、投資初心者でも手間なく続けやすい点が特長です。積立投資は、毎月の購入金額を自由に設定でき、保有している金の残高や取得価格はマイページなどから確認できる仕組みが整っています。
金の積立購入は、短期的な売買を目的とするのではなく、長期的に保有して資産を作る投資方法として優れています。日々の価格変動に一喜一憂せず、計画的な資産の積み上げが可能です。
金の積立投資には、着実に資産を形成したい人にとって複数のメリットがあるものの、注意すべき点もあります。以下に、代表的なメリットとデメリットを取り上げます。
まずメリットとしてあげられるのは、少額から始められる点です。月1,000円程度から開始できるため、若年層や初心者でも無理なく金投資を始められます。また、価格変動リスクを平準化できる点も強みです。毎月一定額の購入で、高値掴みのリスクを避け、長期的に安定した取得コストとすることができます。
更に、インフレ対策となる点も見逃せません。金は世界共通の実物資産であり、通貨の価値が下落しても価値を維持しやすい傾向にあります。物理的な裏付けがあるため、資産の分散先としても有効です。
一方でデメリットとしては、保管手数料や売買スプレッドがかかる点があげられます。特に現物保有型のサービスでは、保管料や管理費が毎年発生する場合があり、長期的にコストが積み上がります。加えて、売却時にはスプレッド(買値と売値の差)で利益が目減りします。また、金は利子や配当を生まないため、株式や債券のようなインカムゲインは得られません。
金の積立投資を始める際は、どの金融機関やサービスを利用するかにより利便性やコストが異なります。信頼できる業者を選び、自分に合ったサービス内容か確認が必要です。
その際に、まず重視したいのが手数料です。積立に関する手数料には、購入時の手数料、スプレッド(買値と売値の差)、保管料があります。これらのトータルのコストの確認は欠かせません。
次に確認したいのが、引き出しや売却のしやすさです。保有している金を現物(インゴットなど)として引き出し可能な業者がある一方で、現金化しかできない業者もあります。また、売却時の条件やタイミングも業者により異なるため、出口戦略を持つことも重要です。
更に、取扱商品の種類や最低積立額も確認ポイントです。金だけでなく、銀やプラチナなども積立購入できる業者もあります。また、月々の積立金額を細かく設定できるか、ボーナス月だけ増額できるかなど、サービスの柔軟性も利便性に直結します。
以上のように、金積立サービスを選ぶ際はコスト・利便性・柔軟性などを軸に利用する業者を比較することが重要です。自分の投資スタイルや目的に合った業者を選びましょう。
金の積立投資は、日々の価格変動に一喜一憂せず、長期的な資産形成を目指せる投資方法です。少額から始められ、ドル・コスト平均法により価格リスクを平準化できる仕組みは、投資初心者にとって安心感があります。
積立投資の魅力は、時間を味方に付けて資産を築ける点にあります。金の積立投資による購入は、長期的な資産形成の柱となる可能性を秘めていると言えるでしょう。
また金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。
金融・投資ライター。大手証券グループ投資会社を経て個人投資家・ライターに転身。株式市場や個別銘柄の財務分析、為替市場分析を得意としており、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆、みんかぶなど複数媒体に寄稿中。また過去多数のIPOやM&Aに関与しブックライティングやインタビューも手掛けている。 ファンダメンタルズ分析に加え、個人投資家としてテクニカル分析も得意としている。 Xアカウント @writerishii

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