
最終更新日:2025年02月14日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金への投資に興味はあるものの。いくらから投資できるか分からない、という疑問を抱く方も少なくありません。こちらの記事では、金の代表的な購入方法及び必要資金を解説します。金はETFなら約1万円、現物でも数万円から投資可能です。
金の価格は、世界の経済状況や実物の需要と供給のバランスに大きな影響を受けます。金融商品とは異なり、工業用や宝飾用の実需の存在も特徴です。その中で金取引はロンドン、ニューヨーク、チューリッヒ、香港が4大市場と言われており、それらの市場を中心に価格が付けられています。
有事の金と言われるように、金価格は金融市場や政治的な混乱が生じるリスク回避の際に上昇する傾向があり、金融市場が堅調に推移するリスクオンの際に下落する傾向があります。
また各国で取引されるため、為替の影響も大きく受けます。円建ての金価格は上昇の一方で、ドル建ての金価格が下落するなど、取引通貨により値動きが異なる際は、為替の影響を受けているケースがほとんどです。
金価格を見る際は、金そのものの価値に加えて、為替の視点も欠かすことができません。
金の購入価格は、その量や形態により異なります。
・金地金
グラム単位で購入できます。金販売大手の田中貴金属では5g~1kgまでの単位で購入ができます。2025年1月末時点で1g約15,000円であり、約80,000円から現物の金の購入可能です。
・金貨や金のアクセサリー
金の含有量によって異なります。3g程度の金貨も販売されており、少額での購入も可能です。
・アンティークコイン
金の含有量に加えて希少性などの価値も加味されて取引されています。希少性のあるアンティークコインは、金の含有量を大きく上回る価格で取引されます。
・先物
通常の先物は1000g、ミニ取引は100g単位での取引となります。ただしレバレッジを掛けて取引できるため、通常の先物でも約30万円あれば取引できます。ただし金の保有というより、売買差益を狙うトレード目線での取引が中心です。
・ETF
東京証券取引には複数の金ETFが上場しています。価格はETFにより異なりますが、(NEXT FUNDS)金価格連動型上場投信<1328>は2025年2月初旬時点では約1万円で取引可能です。
中長期投資の観点での金購入は、金地金や金貨・アクセサリーなどの現物、先物、ETFの3種類に大別できます(アンティークコインは専門の投資家がいるなど、金投資以外の視点も必要となるため今回は除外)。
金投資=多額のお金が必要、というイメージもありますが、現物でも5gや金貨なら10万円以下で購入可能です。またETFなら約1万円で投資ができます。
多額な資金がある場合はどのような形でも金の購入ができますが、少額資金で金投資を行う場合はETFなどに限られる状態です。それでも数万円あれば現物の金に投資できます。
金価格は政治や経済の状況に加えて、各国の為替の影響も大きく受ける存在です。更に現物、先物、ETFといった取引形態によって投資単価が異なります。
その中で、ETFなら約1万円から取引でき、また現物の金でも5gなら10万円以下で取引できるなど、金は少額投資にも対応した投資商品です。ただし保有の満足感があるものの保管コストなどがかかる現物か、所有コストはかからないものの(少額の信託報酬は発生)保有の実感がないETFで投資するかは、最初の段階で判断が必要となります。
金は長期視点で投資を行うものです。金投資に興味があるなら、少額で可能な範囲で始めてみる、というのも選択肢と言えるでしょう。
また金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。
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