更新日:2025年03月28日、2026年06月18日 最終更新日:2026年07月14日
この記事は一般的な知識を提供するものです。当サイト(買取本舗七福神)では金の販売は行っておりませんので、ご理解頂けます様お願い致します。
金への投資は現物の金地金や金貨だけではなく、金融商品を通じた投資も広く行われています。その代表格が「金ETF(上場投資信託)」と「金投資信託」です。どちらも金価格に連動する金融商品ですが、仕組みや手数料、売買方法などに違いがあります。本記事では、金ETFを中心に特徴・メリット・デメリット・購入方法について、金投資信託との比較を交えて解説します。
目次
金ETF(上場投資信託)は、金の現物価格などに連動するよう設計されたETFです。証券取引所に上場しており、株式と同様に売買できます。投資家は金ETFを通じて、現物の金の購入手続きや保管の手間を省きながら、金の値動きに連動する投資が可能です。
国内には複数の金ETFが上場しています。SPDRゴールド・シェア(1326)・純金上場信託(1540)・WisdomTree金上場投資信託(1672)は金の現物を裏付け資産として保有しており、中でも純金上場信託は一定口数以上の保有で金の現物受け取りも可能です。
一方、NEXT FUNDS金価格連動型上場投信(1328)は金先物取引を利用して金価格との連動を目指しています。同じ金ETFでも商品設計や流動性に違いがあるため、各ETFの内容の確認が欠かせません。また、米国市場にも金ETFは上場しており、ドル建ての金へ投資する選択肢もあります。
金投資信託は、投資家から集めた資金をもとに金で資産を運用する投資信託です。ファンドの基準価額は、金の価格に連動する形で変動します。運用は運用会社が行うため、投資家は金を直接購入することなく間接的に金へ投資できます。
金投資信託は必ずしも金の現物を保有する訳ではなく、金先物などの金融派生商品を利用するファンドもあります(特に海外のファンド)。このため、金価格と値動きがストレートに連動しない場合や、手数料が高めとなる場合もある点に注意が必要です。
金ETFと金投資信託の主な違いは以下の4点です。
・売買方法
・手数料
・現物保有
・少額投資
売買方法については、金投資信託は1日1回算出される基準価額での取引となるため、売買のタイミングを細かく選ぶことはできません。一方、金ETFは証券取引所でリアルタイムに値付けがされており、相場の動きに応じた機動的な取引が可能です。
手数料については、金ETFは信託報酬が比較的低く抑えられているのに対し(例:SPDRゴールド・シェア0.4%)、金投資信託は年間0.5%?1.5%程度の信託報酬が毎年発生します。長期保有になるほどコスト差が積み上がるため、手数料の面では金ETFが若干有利です。
現物保有については、どちらも投資家自身が金の現物を保有する訳ではありません。ただし一部の金ETF(純金上場信託)は、一定条件を満たせば現物の金と交換できる仕組みがあります。
少額投資については、金投資信託は1万円程度から購入でき、金ETFも数千円から投資可能です。どちらも少額から金投資を始められる点は共通しています。
金ETFへの投資には、大きく分けて4つのメリットがあります。
1点目は投資の手軽さです。現物の金を購入する場合、保管方法や盗難リスクへの対応が必要ですが、金ETFは証券口座を通じて簡単に取引でき、証券口座内の取引で完結するため盗難リスクもありません。
2点目は流動性の高さです。ETFは市場が開いている時間帯ならいつでも売買が成立し、相場の動きに応じ柔軟な取引が可能な点は、金ETFならではの強みです。
3点目は手数料の低さです。現物の金の保管費用と比較してETFは安く済みます。金投資信託と比べても手数料は若干割安です。ETFはコストを重視する投資家に有利な選択肢です。
4点目は資産分散の手段となる点です。株式市場が下落する局面でも金は株式と同じ方向に動く訳ではなく、異なる値動きをする資産との組み合わせで、資産全体の変動幅を抑えやすくなります。インフレ局面では実物資産の価値が注目されやすく、資産保全の観点から金ETFを活用する投資家が増えます。
一方で、金ETFには3つのデメリットや注意点があります(金投資信託も同様)。
1点目は利息や配当といったインカムゲインが発生しない点です。株式なら配当、債券なら利息が得られるものの、金ETFは保有するだけでは利益が得られません。利益を得るには価格上昇が必要であり、配当や利息を重視する投資家には他の金融資産の方が適する場合もあります。
2点目はETFの価格が金の市場価格に完全に一致する訳ではない点です。金価格との連動を目指して設計されているものの、実際には微妙な差が生じる場合があります。特に金先物取引を利用するタイプのETFは、金の現物価格と先物価格の乖離から価格差が生じることがあります。
3点目は現物の金を手元で保有する満足感が得られない点です。金ETFはあくまで金の間接的な保有であり、直接保有する現物とは異なります。現物の金そのものを保有したい場合は、金地金や金貨の購入を検討する必要があります。
金ETFを購入するには、まず証券口座の開設が必要です。国内の主要なネット証券や対面証券会社で売買でき、口座開設後は株式と同じ手順で売買可能です。
証券口座開設後の流れとしては、入金後に取引したい金ETFの銘柄と口数を指定し、成行または指値で注文を入れます。取引時間内ならリアルタイムで約定するため、価格を確認しながら売買タイミングを選べます。購入前には各ETFの信託報酬・裏付け資産の種類・流動性(出来高)を比較した上で、自分の投資目的に合った銘柄の選択が大切です。現物裏付型か先物連動型かによっても値動きの特性が異なるため、商品設計の違いを理解した上で金ETFを選びましょう。
金ETFは少額から金投資を手軽に始められ、流動性が高く手数料も低い点で、金投資の入門として優れた選択肢です。一方で、インカムゲインが発生しない点や現物保有の満足感が得られない点などのデメリットも存在します。
金の特徴を正しく理解した上で、株式や債券など他の資産とバランスを取りながらの活用が、安定した資産形成につながると言えるでしょう。
また現物の金の売却の際は分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円の買取本舗七福神にご相談ください。
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