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ホワイトゴールドは変色する?
変色の原因・変色を防ぐ手入れ方法も

最終更新日:2022年01月26日

ホワイトゴールドは、シンプルで上品なデザインのブライダルリングやネックレス、ピアスなどのアイテムに使われます。しかし、ホワイトゴールドを長年使用していると、変色やくすみなどが起きることも少なくありません。

当記事では、ホワイトゴールドが変色する理由や対処法、日々のお手入れ方法の他、変色したホワイトゴールドの価値について解説します。ホワイトゴールドの変色に悩んでいる人やこれから購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ホワイトゴールドとは?

ホワイトゴールドとは、純金にパラジウム・銀・ニッケルなどの割金を混ぜて作られた、白色の強いカラーゴールドです。強度の高い金属を混ぜることで、柔らかな純金よりもアクセサリーとして扱いやすくなっています。

パラジウムや銀などの割金だけで、ホワイトゴールドの白さを表現できないときは、表面にロジウムコーティングを施す場合があります。ロジウムコーティングには、白色を強調できるだけでなく、キズや変色を防げるというメリットがあります。

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1-1.プラチナとの違い

プラチナは「白金」と呼ばれ、ホワイトゴールドと混同されることがありますが、全くの別物です。

プラチナは白金族の貴金属であり、ホワイトゴールドのように金を使用して作られるわけではありません。ホワイトゴールドとプラチナには、下記のような違いがあります。

ホワイトゴールド
重さ
(体積1cm3あたり)
約15.50~18.00
色味 銀白色(地金は淡い黄色)
メリット ・割金が多く、強度が高い
デメリット ・コーティングのメンテナンスが必要
プラチナ
重さ
(体積1cm3あたり)
21.45
色味 銀白色
メリット ・さびやくすみの心配が少ない
・金属アレルギー反応が少ない
デメリット ・純度が高く、強度が低い

どちらも婚約指輪・結婚指輪などのブライダルジュエリーの素材として人気があります。重さやメンテナンスのしやすさに違いがある他、ホワイトゴールドは含まれる金の量によって価値が左右される傾向です。

軽い付け心地と高い強度を誇るホワイトゴールド製のジュエリーは、金の含有量によっては手頃な価格で手に入るというメリットもあります。

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2.ホワイトゴールドが変色する3つの理由と対処法

本来は変色しにくい金ですが、割金を含むホワイトゴールドは長年の使用や、化学反応により変色することがあります。

ここでは、ホワイトゴールドが変色する主な3つの理由とその対処法を紹介します。ホワイトゴールドの変色を防ぐ方法を事前に把握し、万が一変色してしまった場合は適切な対処をしましょう。

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2-1.含まれる割金の化学変化

ホワイトゴールドの割金として使われる銀やパラジウムなどが、酸素などに反応して酸化し、変色することは珍しくありません。ホワイトゴールドが酸化して変色した場合には、酸化還元反応を利用すると元の状態に戻せる可能性があります。

酸化還元反応とは、酸化と逆の反応を起こし金属を酸化前の状態に戻すことで、レモン汁や酢を溶かした水につけておく方法などが挙げられます。ただし、装飾などの加工がある場合は接着面が弱まる他、使われている宝石などの素材によっては変質する恐れがあるため注意しましょう。

 

2-2.ロジウムメッキの劣化

ホワイトゴールドの色味を出す際に施されるロジウムコーティングが剥がれ、下地の金が現れることがあります。黄色に変色している場合や、部分的に色が変わっている場合は、ロジウムメッキの劣化の可能性が高いでしょう。

ロジウムコーティングが剥がれたホワイトゴールドには、もう1度メッキ加工を施すことができます。下地のゴールドは柔らかくキズがつきやすいため、早めにメッキをかけ直すことがおすすめです。

 

2-3.表面の汚れ

アクセサリーを着用している際に、表面に付着した皮脂・汗が、ホワイトゴールドの変色やくすみの原因となる可能性があります。

表面の汚れが気になるときは、中性洗剤を数滴混ぜたぬるま湯にしばらく浸しておきます。水道水でよくすすいだ後、柔らかいタオルで磨きながら水分を拭き取りよく乾かします。ただし、一部の宝石などの素材は中性洗剤との相性が悪いこともあるため、注意しましょう。

 

3.変色を防ぐ!ホワイトゴールドの手入れ・取り扱い方法

ホワイトゴールドには割金やメッキなど、変色しやすい素材が使われているため、変色を完全に防ぐことは難しいと言えます。ただし、普段からのお手入れや取り扱い方法を見直せば、ホワイトゴールドの変色をある程度防ぐことができます。

特に、購入直後やクリーニングで輝きを取り戻した後などは、取り扱いに注意して、ホワイトゴールドを美しく保ちましょう。

 

3-1.こまめに拭いて汚れを取る

肌に密着するアクセサリーは汗や皮脂などが付着するため、こまめに拭いて汚れを取ることがおすすめです。ホワイトゴールド専用のクロスや柔らかい布を使用して拭き取りましょう。

ただし、ロジウムコーティングが剥がれてしまう可能性があるため、強くこすらないように注意してください。皮脂が取れる程度の力で、やさしく磨き取るようにしましょう。

 

3-2.定期的に洗浄する

クロスや布で拭き取れないほどの汚れも、洗浄するときれいになることがあります。中性洗剤を混ぜた水に浸け、柔らかいブラシで汚れを優しく取り除いてください。特に、汗をかいたときやアクセサリーを長時間着用していたときなどは、しっかり洗浄するとよいでしょう。

自分では汚れを落としきれない場合は、専門店のクリーニングに出すこともおすすめです。アフターサービスとしてクリーニングを無償で行っているブランドもあるため、購入店舗に相談するとよいでしょう。

 

3-3.キズに注意する

キズは一度つけてしまうと修復が難しいため、注意が必要です。本来、ホワイトゴールドは硬度が高く、プラチナなどと比較してキズがつきにくい金属です。しかし、固い岩や家具に当たった際や、クロスやブラシで強くこすり過ぎた際にキズがついてしまうこともあります。

ホワイトゴールドの手入れをするときは、専用クロスや柔らかなブラシを使うようにしましょう。また、汚れが目立つところも強い力で擦るのではなく、優しくなでるように根気よくクリーニングしましょう。

 

3-4.温泉や洗剤に浸さないようにする

ホワイトゴールドを扱う際は、温泉や洗剤にはできるだけ触れないよう注意することが必要です。特に、温泉には酸やアルカリなどの成分が含まれていることが多いため、金属の変色や変質につながります。温泉に入る際は、必ずアクセサリーを外すようにしましょう。

また、塩素系漂白剤やシャンプーに含まれる硫黄系の成分によっても変色が起きる可能性があるため、水仕事や入浴の際もアクセサリーを外すことがおすすめです。

さらに、お手入れのときに使用した洗剤や、普段の入浴時の石鹸やシャンプーなどの成分が残ると、変色の原因となります。お手入れ後や入浴後は、アクセサリーをしっかりすすいで洗剤成分を洗い流すようにしましょう。

 

3-5.使わないときはジュエリーボックスで保管する

日常使いしないアクセサリーは、専用のジュエリーボックスで保管するようにしましょう。ホワイトゴールドは強度が高いものの、机の引出しや硬いボックスで保管しておくとキズがついてしまう可能性があります。

また、他のジュエリーと一緒に保管するときは、互いに触れないように収納してください。金属や宝石どうしが擦れることで、キズができることもあります。可能であれば、個別のボックスや仕切りの付いたボックスなどを使うと安心です。

 

4.変色したホワイトゴールドの価値

ホワイトゴールドのベースは金のため、金の含有量や割合などによって価値が評価されます。そのため、変色しても金としての価値は変わりません。また、銀やパラジウムなど、混ぜ合わせた金属の価値によって、ホワイトゴールドの価値が高まる可能性もあります。割金の査定も実施している買取業者を選びましょう。

ホワイトゴールドは金と同様に高額査定を狙えるため、変色して身につけづらくなったホワイトゴールドのアクセサリーは売却するという手もあります。売却したお金で、新しいジュエリーを購入してもよいでしょう。

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まとめ

長く使うジュエリーを購入する際、変色や劣化は気になるポイントです。ホワイトゴールドは、酸化やロジウムメッキの劣化などによって、変色してしまう可能性があります。日々のお手入れをしっかり行い、取り扱いに注意して、大切なジュエリーを長く楽しみましょう。

変色がひどく、使いづらくなったホワイトゴールドのアクセサリーがあれば、売却して新しいものを購入するという手もあります。「買取本舗七福神」では、査定料・買取手数料をいただかず、専任スタッフの確かな目で査定いたします。売却するか迷っている場合も査定してお見積もりを提示させていただきますので、まずはお気軽にお持ち込みください。

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